防水工事は住宅を守る重要な工事です
防水工事は建物の雨漏りや漏水を防ぐための大切な工事です。
外壁・屋根塗装工事と同じように定期的なメンテナンスが必要な工事なのですが、実際には雨漏りや漏水といった症状が出てから慌ててご依頼いただくことがほとんどです。
お住まいの住宅に屋上・ベランダ・バルコニーがある場合には、次の症状が出ていないか確認してみましょう。
01.ヒビがある
床の表面にヒビがある場合は注意が必要です。
防水塗装は下地(防水層)と表面(トップコート)があり、ヒビの深さによって対処法は異なります。
防水層までヒビが入っている場合は更に症状が悪化していく可能性があるため、早めの点検をおすすめします。
02.塗装の剥がれ・浮き
温度変化などで防水層が劣化することで、下地と塗膜の接着力が弱まり、剥がれや浮きが出てきます。
剥がれや浮きの内部から漏水が起きる可能性があるため、早めの対処が必要となります。
03.表面の色あせ
紫外線により表面のトップコートが劣化している状態です。
早い段階ならコーティング作業のみで済む場合もありますが、放置すると防水層までダメージを受けてしまいます。早めにチェックしメンテナンスを行いましょう。
04.雑草が生えている
雑草くらい抜いてしまえば大丈夫!と思うかもしれませんが、植物の根は意外と強いもの。
防水層まで根が達していると、そこから漏水が起きる可能性があります。
雑草を見つけたらむやみに抜こうとせず、業者へご連絡ください。
05.水溜りが出来る
水溜りが出来てしまう主な原因には『排水溝の機能低下』と『勾配不良』の2つが挙げられます。
排水溝に詰まりがある場合には、詰まりの原因を突き止める必要があるので必ず点検が必要です。
勾配不良の場合にも施工に問題がある場合があるので、必ず業者にみてもらいましょう。
一つでも当てはまったら、雨漏りが起きる前に点検を!
防水工事は一般的に耐用年数が約10年、トップコートの塗り替えメンテナンスは5年ごとに必要と言われています。
防水工事のメンテナンスを怠って雨漏りが発生してしまうと、建物内部に水が浸入します。建物内部でカビの発生や腐食を引き起こし、建物の躯体を傷め改修費がかさんでしまいます。
早めの点検やメンテナンスを行うことで補修だけで済む場合もありますので、ひとつでも症状に当てはまったら、無料点検をお申し込みください。