2021.04.02 さいたま市岩槻区防水工事
さいたま市岩槻区の現場にて防水工事の続きを現場レポートします。プライマーで下処理をした後は通気緩衝シートを敷いていきます。シートは下地にしっかり密着するように荷重をかけて転圧しました。
シートが張れたら次は脱気筒を取り付けていきます。この装置は防水層との間に溜まる湿気や空気を外に出す役割があります。
通気が取れていないと塗装した防水膜が膨れてしまう恐れがあります。そのため、防水膜の不具合を起こさないために通気が取れるように脱気筒が取り付けられます。
シートとドレンの取り合いのところも隙間があかないようにふさいでいきます。屋上の床は緩やかですが勾配がついていて、水はドレンへと流れていきます。ドレンとシートに隙間ができると、そこから水が入ってしまい雨漏りを起こす恐れがありますので注意して作業を行わなければいけません。
また、ドレンのところはゴミや落ち葉が溜まりやすく水詰まりを起こしやすいので定期的に掃除することをおすすめします。ドレンが水詰まりを起こすとうまく排水されず水が溜まってしまい劣化を早めてしまいます。ドレン周りの劣化は雨漏りを引き起こしやすいため状態が悪くなる前にメンテナンスをしましょう。
防水工事は建物を長期にわたって維持していくのに必要なメンテナンスです。建物の中に水が入ってしまうと耐久性の低下ばかりか雨漏りを起こす恐れがありますので、状態が悪くなる前に防水のメンテナンスをすることが大切です。
防水工事の詳しいことはこちらの「防水工事」をご覧ください。
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