2021.04.08 さいたま市緑区防水工事
さいたま市緑区のT様邸にてコーキング打ち替えの作業を現場レポートします。こちらの現場は外壁材にサイディングが張られていますので塗装の他に目地コーキングの打ち替えも行いました。サイディングの目地は外壁材同士が干渉しないために設けられており、そこにコーキングが打たれています。
コーキングが新しい状態の時はゴムのように弾力性がありますので、建物の揺れに対して目地が緩衝材となります。しかし、コーキングは太陽の紫外線などが原因で硬くなったり、ひび割れを起こしたりするなどの劣化症状が現れてきます。通常は塗装よりも先に劣化しますので、塗装工事を行う際はコーキングの打ち替えも一緒に行うことをお勧めします。
コーキングの打ち替え作業は、まず既存のコーキングを撤去します。撤去時はカッターなどの道具を使いますので、外壁材を傷つけないように慎重に行うことが大切です。
コーキング撤去後はマスキングテープを貼って養生をします。コーキングを充填する目地にはプライマーを塗って下地との密着性を高め、その後にコーキングを充填していきます。
作業の途中で雨が降ってきてしまうと水が建物内に入ってしまう恐れがありますので、コーキングの打ち替えを行う際は天気予報を確認し、雨が降らない日に作業を行うことです。
コーキングを充填した後はヘラできれいに整え、最後に養生を剥がして完了になります。サイディングの目地コーキングは防水面でも非常に重要な箇所ですので、しっかりメンテナンスをしておきましょう。
コーキングについてはこちらの「高耐久シーリング材・オートンイクシード」をご覧ください。
*mu*