2021.10.07 さいたま市西区外壁塗装屋根塗装
埼玉県さいたま市西区のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
今回は屋根と外壁の下塗りの様子についてお伝えします。
【下塗りって何?】
塗装工事は基本的に下塗り→中塗り→上塗りの3度塗りで仕上げます。
下塗りは、下地作り、下ごしらえ、下準備の塗装と考えて問題ありません。
マニキュアを塗る方はベースコートというとわかりやすいようです。
お化粧でいうとスキンケアや化粧下地です。
塗装工事での下塗りを具体的にいうと、屋根や外壁などの下地と、この後に塗装する仕上げ塗料との密着性を高める接着剤の役割があります。
塗膜がくっつきやすい状態にしてから塗装をする事で、塗膜が剥がれにくく長持ちしてくれます。
剥がれやすければ、塗装工事をして数年でまた工事・・・となってしまっては勿体ないですし、お住まいにも負担をかけてしまいます。
当社は下地処理と下塗りを徹底的に行う事で、塗膜をより長持ちさせるよう努めています。
こちらはN様邸での屋根の下塗りの写真です。
こちらは外壁の下塗りの写真です。
下塗りの色は透明か、ホワイトのものが多いです。
ホワイトを使うと、下地の色を隠す事ができ、下地の色が邪魔しないので、仕上がりをイメージに近づけやすくなります。
濃い色の下地から、淡い色に仕上げる時は、特に隠ぺい性が重要です。
【下塗り材の種類】
下塗り材には様々な種類があります。
それぞれの下塗り材の特徴をご紹介します。
①シーラー・・・「シール」からきている言葉で、クラックがない下地には密着性を高める下地強化剤として使われます。
また、仕上げ塗料が傷んだ下地に吸い込まれるのを防ぎます。
吸い込まれると色ムラができたり、塗膜が均一な厚みにならず、厚みのある所と薄い所ができてしまいます。
シーラーを塗布する事で塗装面がしっかりするので、仕上げ塗料が塗りやすくなります。
②プライマー・・・役割としてはシーラーと同じです。
プライマーは鉄、ステンレス、アルミなどといった鉄部に用いる事が多いです。
防錆び効果を持つプライマーもあるので、塗布すれば錆びの発生を抑制できます。
錆びについては、こちらの「塗り替えサインセルフチェック」のページでご紹介しています。
③フィラー・・・外壁に細かなクラックや軽い凹凸がある場合は、フィラーを塗布して塗装面を平にします。
特にひび割れやすいモルタル外壁に用いられる事が多いです。
以上は下塗り材の一部です。
下地の状態や素材に応じてご提案させていただいています。
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