2021.10.31 さいたま市中央区付帯塗装外壁塗装
埼玉県さいたま市中央区のS様邸にて、外壁塗装・付帯部塗装を行いました!
今回は、外壁の下塗りと、雨戸・戸袋の塗装の様子についてお伝えします。
【外壁下塗りはどうして必要?】
外壁塗装は基本的に下塗り→中塗り→上塗りの3度塗りで行います。
下地の状態が特に悪い場合は下塗りを2回塗ったり、仕上がりの状態によって上塗りをもう1回増やす場合もあります。
では、下塗りはどうして必要なのかを解説します。
まず、下塗りは中塗り・上塗りに使用する仕上げ塗料とは全く別のものです。
中塗りと上塗りは基本的に同じ塗料を使用します。
仕上げとなる塗料なので、お客さまのご希望された色の塗料です。
下塗りは、ホワイトか透明が多いです。
仕上げの塗料と違って、仕上がり時に見える塗料ではありません。
下準備となる塗装です。
どのような役割があるかというと、下塗り材によって異なります。
いくつか下塗り材の持つ機能をご紹介します。
・下地と、この後に塗装する仕上げ塗料の密着性を高める
・下地に仕上げ塗料が吸い込まれて色ムラができるのを防ぐ
・下地の凸凹を平滑にする
・下地の色をホワイトなどで隠し、濃い色→明るい色など、仕上がりをイメージに近づける
・防錆、防カビ、遮熱など、塗装の機能を高める
下地の状態や素材、仕上がりのイメージに合わせて適した下塗り材の選択が大切です。
【雨戸と戸袋の塗装】
外壁が劣化していると、雨戸も劣化しているものです。
その為、外壁塗装と一緒に雨戸も塗装される方がほとんどです。
雨戸を保護する目的はもちろん、せっかく外壁は綺麗になったのに雨戸だけボロボロとなっては、そこばかりが悪目立ちしてしまい、結局お住まい全体が古く見えてしまいますからね。
こちらは戸袋の塗装後の状態です。
戸袋は平滑ではないので塗装の難易度は高めです。
こちらは雨戸の塗装後の状態です。
まるで新品のようですね・・・うっとりしてしまいます。
雨戸、戸袋は塗膜が劣化して下地が剥き出しになると、穴が空いてしまったり、交換が必要になってきます。
塗装では数千円程度で済むのですが、交換となると数万円もかかってしまいます。
建物や生活をする上で必要な雨戸は、塗装で長く大切に守っていきましょう。
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