2021.11.22 さいたま市北区外壁塗装
埼玉県さいたま市北区のK様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま北区 K様邸 屋根塗装・外壁塗装 養生」は、こちらのページです。
今回は、外壁塗装の様子についてお伝えします。
【外壁塗装の3度塗りとは】
外壁塗装は基本的に3度塗りで仕上げます。
3度塗りは、下塗り→中塗り→上塗り、または下塗り→上塗り1回目→上塗り2回目といい、どちらのパターンも全く同じ工程で呼び方が違うだけです。
●下塗り
下塗りは、塗装の下準備の工程です。
下の写真はK様邸での外壁下塗り後の様子です。
下塗りは、下地とこの後塗装する中塗り・上塗り塗料の密着性を高め、塗膜を剥がれにくく長持ちさせる為に欠かす事はできません。
また、傷んだ下地というのは塗料を吸い込んでしまうもので、下塗り材を塗らなければ色ムラができてしまいます。
耐久性の高い所と低い所に差もできてしまうので、下塗りを塗る事でそのような状態になるのを防ぎます。
他にも凸凹の下地を平滑に均したり、下地の色を隠して仕上げをイメージ通りの色にするなど、下塗り材によって様々な効果があります。
●中塗り
中塗りと上塗りでは、基本的に同じ塗料を使用します。
なぜ同じ塗料を重ね塗りするかというと、塗料というのは粘り気があり、1回の塗装で多くの塗料を塗装するとムラができてしまいます。
反対に、少ない塗料で薄く塗装しても、塗料の持つ防水性や低汚染性などの機能を最大限発揮させる事ができません。
美しい仕上がりにする為、かつ塗料の持つ機能を最大限発揮する為には、塗料メーカーが定めた塗布量で塗装をします。
下の写真はK邸の外壁中塗りの様子です。
この後、塗料の仕様通りの乾燥時間を置いてから上塗りをします。
●上塗り
最終的に目に触れる塗装なので、丁寧に、色ムラや塗り忘れなどないよう丁寧に塗装していきます。
中塗りと同じように、上塗りも塗料の仕様通りの量を塗装していきます。
【2度塗り・4度塗り以上の場合とは】
先述したように、塗装は基本的に3度塗りですが、塗料や下地の状態によって2度塗りや4度塗り、5度塗りとなる場合があります。
下地の状態が悪ければ下塗りを2回行う事があります。
また、最近では塗料の進化により下塗り不要のタイプや中塗り不要のタイプも出てきました。
ただ、「面倒だから」「塗膜をわざとはがれやすくして再契約を取る為」などといった理由で適した回数で塗装をしない悪徳業者というのも存在します。
各塗料の塗り回数はパンフレットやHPに記載されているので、おかしいなと思ったら確認してみてください。
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