2021.11.25 さいたま市中央区外壁塗装屋根塗装養生
埼玉県さいたま市中央区のY様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市中央区 Y様邸 屋根塗装・外壁塗装 シーリング打ち替え工事」は、こちらのページです。
今回は、養生と外壁の下塗りの様子についてお伝えします。
【塗装工事の養生とは】
養生とは、塗装をしない場所をビニールシートなどで保護する事です。
その目的は大きく分けて2つあります。
1.塗料が付いて汚してしまう事を防ぐ
塗料というのは液体なので、塗装しない場所に飛び散って汚してしまいます。
窓ガラスや玄関タイルなど、塗装しない場所に塗料が付いては汚い仕上がりになってしまいます。
施工するお宅だけでなく、隣近所にも塗料が付いてしまっては大変です。
そうならないよう、足場の周りには養生シートを張り、窓ガラスや玄関タイルなどにはマスカーやビニールシートで保護します。
隣のお宅にも養生させていただいたり、車や植物にも塗料が付かないよう保護させていただく事もあります。
2.まっすぐなラインを引く為
色の境目やサッシ廻りに養生をする事で、塗装がはみ出ても養生を外せばまっすぐなラインが引けます。
反対に言えば、ローラーや刷毛、スプレーガンなどで塗装をするので、これらの道具だけでまっすぐなラインを引くのは不可能です。
養生が雑に行われていればガタガタの線になってしまうでしょう。
養生をしっかり行う事が、塗装工事の成功のポイントの1つです。
【外壁の下塗りの様子】
劣化補修や養生を行い、塗装に入ります。
まずは下塗りからです。
塗装工事は基本的に下塗りから行います。
下塗りは仕上げ塗料を塗る前の下準備の塗装です。
傷んだ下地というのは、そのまま仕上げ塗料を塗ってしまうと、塗料が吸い込まれてしまいます。
塗りたての時は綺麗かもしれませんが、時間が経つと色ムラができ、質の悪い工事となります。
そうなると見た目が良くないばかりか、耐久性の高い所と低い所と差ができます。
そうならないよう、傷んだ下地への吸収を抑える為に下塗りを行います。
傷みが激しい場合は下塗りを2回行い場合もあります。
また、下塗りは下地と仕上げ塗料との密着性を高める役割もあります。
下塗りがなければ塗膜が剥がれやすく、せっかく塗装をしてもすぐボロボロになってしまいます。
他にも下塗りは下塗り材により様々な機能を持っています。
下地の素材や状態、仕上がりイメージにより、適した下塗り材を提案させていただいています。
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