2022.01.07 さいたま市大宮区付帯塗装
埼玉県さいたま市大宮区のS様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市大宮区 S様邸 屋根塗装・外壁塗装 下塗り2回するのはなぜ?」は、こちらのページです。
今回は、軒天と雨樋の塗装の様子についてお伝えします。
【軒天の色は白が多いのはなぜ?】
軒天は、地上に立って上を見上げた時に見える屋根の裏側です。
雨宿りの時に上を見たら見える天井といった方がイメージしやすいかもしれません。
軒天は屋根の中の部材(野地板や垂木)が剥き出しにならないように隠して見栄えを良くしています。
また、万が一、火災が起きた時に窓から炎が軒まで到達するのを防ぐ役割もあります。
軒天は直射日光が当たりにくい反面、乾燥しにくく湿気がこもりやすいのでカビが生えたり汚れやすかったりします。
意外と劣化スピードが早い場所なのです。
「塗り替えサインセルフチェック」については、こちらのページです。
防カビ・防藻機能を含む塗料で塗装をしました。
色はホワイトです。
軒天は白など明るい色が使われている事が多いですが、汚れが目立ちやすいです。
なのになぜ、明るい色が使われているかというと、軒天を濃い色で塗装すると光の反射が少なくなり、外壁の色も映えません。
また、室内から外を見た時に外が明るく見える効果もあります。
外が暗いと、気持ちもどんよりしてしまいますよね。
【雨樋の塗装が必要な理由】
雨樋も他の部材と同じように、年月が経つと色褪せたり塗膜が剥がれたりしてきます。
外壁塗装をする際、大抵の場合雨樋も一緒に塗装をします。
それは、「外壁が綺麗になっても、雨樋がボロボロだと見栄えが悪いから」です。
せっかく塗装をしても、全体の見た目として古く見えてしまいます。
雨樋は埃や葉が溜まりやすい場所です。
これらの腐食の影響により、塗装部分は約10年程で劣化します。
外壁塗装も使用塗料などにより異なりますが、大体10年に1度が塗装の目安なので、一緒に塗装する事をオススメします。
雨樋には場所によって名称が付けられています。
集水器、エルボなど沢山の名前がありますが、「縦に付いているのが縦樋(または竪樋)」「軒に付いているのが軒樋(または横樋)」だけでも覚えておくと、工事をする時に話がわかりやすくなるかと思います。
こちらは縦樋の塗装の様子です。
こちらは軒樋の塗装の様子です。
どちらも艶のある美しい仕上がりになりました!
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