2022.03.11 さいたま市緑区屋根塗装鉄部塗装
埼玉県さいたま市緑区のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市緑区 N様邸 屋根塗装・外壁塗装 養生、屋根外壁下塗り」は、こちらのページです。
今回は、大屋根と下屋根の塗装についてお伝えします!
N様邸は大屋根、下屋根どちらも劣化して防水性が低下していたり、塗膜が剥がれたりしていたのでどちらも塗装させていただきました。
前回の現場レポートでもお伝えしたように下塗りは終わっているので、中塗りの様子からご紹介します(^^)/
【大屋根中塗り・上塗り】
中塗りと上塗りは同じ塗料を使う事がほとんどです。
同じ塗料を2回に分けて塗装するのです。
製品によっては中塗り専用塗料と、上塗り専用塗料があるものもありますが、稀です。
「同じ塗料なら1回の塗装でいいのでは?」と思われるかもしれません。
では実際に見てみましょう。
こちらが中塗り後の写真です。
なんだか綺麗ではないですよね。
艶も足りないですし、塗膜にムラもあります。
中塗りの段階では、凹凸のない滑らかな下地を作るのが目的です。
また、塗料には基準塗布量・塗装回数というのが塗料メーカーによって定められています。
その通りに塗装しなければ、塗料が持つ耐候性や遮熱性などの機能が発揮できないのです。
ちょっと薄塗りに見えるかもしれませんが、仕様の通り、「1回目の塗装ではこの量で」と塗装しています。
中塗りが乾燥したら上塗りです。
中塗りからどう変わったのか見てみましょう。
とても綺麗になりましたね(^^♪
もしも仕上げ塗料の塗装を2回にわけず、1回で終わらせようとすればこうはなりません。
どんなに腕の良い職人であっても、必ず色ムラができてしまいます。
性能にも何らかの問題が生じるでしょう。
綺麗な仕上がりにする為、塗料の機能を最大限発揮する為には、仕上げ塗料は2回以上塗装する必要があるのです。
「2回以上」というのは、仕上がりによっては上塗りをもう1度追加する事があるからです。
3度塗りについてはこちらの「外壁塗装工事の流れ」のページでもご紹介しています。
こちらは下屋根の仕上がりの状態です。
こちらも綺麗に仕上がりました!
ちなみに棟板金の下塗りと、屋根材の下塗りは別々の下塗り剤を使っています。
棟板金はサビが大敵なので、下塗り剤に防サビ効果を含むものを使用しています。
屋根材はサビが発生する事はないので、防サビ効果のない下塗り剤を塗布しています。
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