2022.04.24 さいたま市緑区付帯塗装鉄部塗装
埼玉県さいたま市緑区のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市緑区 N様邸 屋根塗装・外壁塗装 軒天、破風板塗装」は、こちらのページです。
今回は、鉄部と雨樋の塗装の様子についてお伝えします。
【鉄部の塗装】
お住まいにはベランダの手摺りや庇、シャッターボックス、水切りなど、至る所に鉄部があります。
鉄部はモルタルやスレートと違い、錆びが発生します。
その為、他の部分とは少し施工について違いがあります。
通常、鉄部は塗膜で覆われているので錆びは発生しません。
しかし、年月が経つにつれて塗膜が劣化して剥がれたりひび割れが生じると、下地が剥き出しの状態になり、錆びが発生します。
ちなみに錆びは、雨や湿気が酸素を含んだ”水分と塩分”が鉄部に触れる事で酸化鉄になった状態をいいます。
繁殖力の高い錆びが発生すると部材はどんどん腐食してしまい、穴が空いたり躯体が曲がる事もあります。
鉄部はまずケレン作業という下地処理から行います。
サンドペーパーや、錆びが酷い時は電動工具を使って、脆弱な塗膜や錆びを削り、表面を調整する作業です。
ケレン後は錆びが発生しないよう、錆び止めを塗布します。
錆び止めは鉄部の塗装には欠かせません。
仕上げ塗料を塗装したら完成です。
ピカピカで新品のようですね。
鉄部の塗膜が剥がれていたり、錆びが出ている場合は塗装が必要です。
そのような場合は0円点検をご利用ください。
調査、お見積りを無料で行っています。
【雨樋塗装】
続いて雨樋の塗装です。
せっかく外壁塗装をしても、雨樋がボロボロだと、お住まい全体が古びて見えてしまいます。
その為、外壁塗装をご依頼される場合は雨樋の塗装も一緒に行う事がほとんどです。
美観も目的の1つですが、もう1つ、雨樋に機能性を持たせる事によって長持ちさせる事ができます。
もともと強固な素材である銅などの雨樋なら、あまり期待はできませんが、多くの雨樋は塩ビ樋です。
塗膜で保護する事により、紫外線や雨風の影響から、雨樋の劣化を少し遅らせる事ができます。
シャッターボックスなどと同じように、雨樋も黒で塗装しました。
付帯部は同じ色で塗装する事によって統一感を持たせます。
あちこち色々な色だと、ごちゃごちゃした見た目になるので、軒天以外の付帯部の色は揃えるのが一般的です。
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