2022.05.06 さいたま市南区付帯塗装外壁塗装屋根塗装養生
埼玉県さいたま市南区のI様邸にて、屋根塗装・外壁塗装を行いました!
今回は、養生~下塗りの様子についてお伝えします。
【塗装前に行う養生とは】
玄関ドアや窓ガラス、換気扇、床、庭といった塗装をしない場所に塗料がかかっては良い仕上がりとは言えませんよね。
そこで塗装作業を始める前に、塗装しない部分をビニールシートなどで覆い、マスキングテープで留めました。
この、“塗装しない場所を保護する作業”を養生といいます。
お住まいの出入りを妨げないよう、玄関ドアは開閉可能な養生をしますが、基本的に窓は開閉ができません。
「どうしても換気したい」という場合には開閉可能な状態にしますので、遠慮なく仰ってください。
【屋根、外壁に下塗りをする理由】
高圧洗浄、養生、劣化補修、ケレンと下地処理をしたら塗装に入ります。
塗装は基本的に下塗り→中塗り→上塗りと3度塗りで塗装していきます。
下塗りをする理由は、外壁や屋根といった下地と、新しい塗料の接着力を高め、外壁材に塗料が染み込むのを防ぐ為です。
外壁にはサイディングボードやモルタル、コンクリートなど、屋根には化粧スレートやセメント瓦、トタンなどの種類があります。
下地と選んだ塗料の相性が良くない場合、中塗り・上塗りが定着しない事があります。
そのような場合は表面を綺麗に塗装しても、塗料が下地に染み込むので時間が経過するとムラができます。
下塗りをしておけば下地と塗料の接着力を強くし、色ムラができるのを防いでくれます。
重ね塗りをするので最終的には見えなくなる下塗りですが、最終的な仕上がりや、塗膜が長持ちするかどうかを決める重要な工程なのです。
こちらは屋根の下塗りの様子です。
棟板金とスレートで別々の下塗り材を塗布しました。
こちらは外壁の下塗りの写真です。
ホワイトの下塗り材を使う事で、仕上げ塗料の発色を良くします。
【軒天の塗装】
軒天とは、外壁から外側に突き出した屋根の裏側をいいます。
軒天は紫外線や雨に当たりにくいですが、湿気がこもってカビが生えやすい場所です。
防カビ・防藻性の効果がある塗料を塗装する事で美しさを保つ事ができます。
外壁塗装ではほとんどの場合、軒天も一緒に塗装をします。
ホワイトの塗料で明るく仕上げていきました。
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