2022.05.18 さいたま市北区付帯塗装屋根塗装
埼玉県さいたま市北区のK様邸にて屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市北区 K様邸 屋根塗装・外壁塗装 養生、下塗りとは」は、こちらのページです。
今回は屋根の中塗り、上塗りと軒天塗装の様子についてお伝えします。
【屋根塗装~遮熱塗料とは~】
下塗りを終えた屋根に仕上げ塗料を2回に分けて塗装します。
仕上げ塗料1回目の塗装を中塗り、2回目を上塗りといいます。
屋根用塗料は耐久性の高いものや、塗装するだけで室内効果を下げる効果があるものなど、様々です。
こちらのお宅では遮熱塗料を使用しました。
遮熱塗料は温度上昇の原因となる赤外線を効率的に反射する事で塗膜や屋根表面の温度上昇を抑える事ができます。
そうする事で室内に届く暑さを軽減し、夏に快適に過ごせる助けになってくれます。
エアコン代の節約にもなり、屋根の耐久性も向上し、綺麗にもなるなど、一石何鳥にもなるオススメ塗料です。
下の写真は中塗りの様子です。
中塗りが乾燥したら、最後に上塗りで仕上げます。
全体はローラーで、雪止めのような細かな部分などは刷毛で塗装をしました。
屋根は紫外線や雨風、暑さや寒さなどにより、ダメージは蓄積していっています。
お住まいの頂上という過酷な環境にある屋根は、塗装によって保護されている事がほとんどです。
塗装は徐々に劣化し、耐候性などの機能が低下していくので、約10年に1度を目安に塗り替えてあげましょう。
【地味だけど、重要な役割をしている軒天とは】
軒天は、屋根が家から出っ張った部分の裏側や庇の裏側、外階段の裏側などをいいます。
建物の下に立ち、見上げた時に見える天井です。
軒天は美観の向上の為に設けられています。
天井が無ければ、屋根の中の野地板や垂木といった構造が丸見えになってしまいます。
これにの構造を隠してスッキリと見せ、かつ部材を保護する為に軒天があります。
残っている既存塗膜を研磨して落とし、下塗り・中塗り・上塗りで仕上げました。
軒天は直射日光が当たる場所ではないので、比較的安価な塗料でも長持ちすると言われています。
ただ、日が当たらないという事はジメジメとして乾燥しにくい場所、という事です。
その為、塗料には防カビ・防藻性のあるものを使用させていただきました。
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