2022.05.19 さいたま市北区付帯塗装鉄部塗装
埼玉県さいたま市北区のK様邸にて屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市北区 K様邸 屋根塗装・外壁塗装 屋根中塗り、上塗りと軒天塗装」は、こちらのページです。
今回は破風板、鼻隠し、雨樋の塗装の様子をお伝えします。
【破風板の錆止めをしました】
破風板は、屋根の先端部分に取り付けられている山型の板で、屋根の内部や屋根瓦の下に雨風が入ってくるのを防止する為に設けられています。
屋根や外壁と同じように雨風の影響を強く受ける場所です。
「あまり目につく場所じゃないから」と、塗料のランクを下げたり、塗装しないという選択をしてしまうのは避けましょう。
破風板本来の役割を成す事ができなくなったり、お住まいの美観を損なう事にもなりかねません。
こちらは錆び止めを塗布した後の写真です。
破風板は材質が様々で、材質ごとに適した塗料の選択が必要です。
材質系、金属系、窯業系などがあります。
K様邸は金属系の破風板でした。
トタン製やガルバリウム鋼板などを金属系といいます。
金属系の破風板は劣化すると錆びが発生し、腐食を早めます。
必ず錆び止めを塗布し、錆びを防止する事が大切です。
【破風板でオススメの色とは】
破風板は屋根か外壁の色と合わせる事で統一感が生まれます。
全く別の系統の色を選ぶと、ごちゃごちゃした印象になるので、あまりオススメはしません。
K様邸は屋根の色と合わせました。
また、ホワイトなど汚れが目立つ色は塗装をしてから早い段階で美観を損なう恐れがあります。
外壁をホワイトにされる場合、軒天の色は屋根に合わせるのが無難です。
【鼻隠しと雨樋の塗装】
「鼻隠し」という言葉を聞いた事がある方は少ないと思います。
雨樋の下地になっている板、というとイメージしやすいのではないでしょうか。
こちらは雨樋と鼻隠しの塗装をした後の写真です。
こちらも破風板と同じ色で塗装をしました。
雨樋には各部に名前がついており、写真にのように軒に取り付けられている雨樋は軒樋といいます。
他にも縦に取り付けらけれている縦樋(竪樋)、肘のような形のエルボなどがあります。
知っておくと塗装工事の際の打ち合わせがちょっとスムーズになるかもしれません。
雨樋は屋根に降った雨水が外壁に流れないよう、地面や下水へ導いてくれる役割があります。
塗装工事の際は雨樋も塗装をして寿命を延ばし、美観を向上させましょう。
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