2022.06.26 さいたま市南区外壁塗装屋根塗装
埼玉県さいたま市南区のI様邸にて、屋根塗装・外壁塗装を行いました!
今回は高圧洗浄とコーキング工事の様子についてお伝えします。
【高圧洗浄が必要な理由】
最近ではテレビショッピングやホームセンターなどでも高圧洗浄機を良く見かけるようになりましたね。
「うちにもある」という方も少なくないのではないでしょうか。
外壁塗装で使用する業務用高圧洗浄機は、家庭用のものよりも水圧が強いものです。
家庭用高圧洗浄機は約6~8Mpa(メガパスカル)ですが、業務用は約15Mpaと約2倍もの威力があります。
強力な水圧を使い、屋根や外壁に長年付着していた汚れやカビ・コケなどを洗浄していきました。
塗装前に屋根や外壁を洗浄するのは大きな理由があります。
塗膜は寿命が過ぎると”チョーキング現象”という劣化症状が発生します。
チョーキング現象は屋根や外壁を触った時に手にチョークのような粉が付着する現象です。
この粉をそのままに塗装をしても、下地と新しい塗膜との間に邪魔が入ってしまい、塗膜が剥がれやすくなってしまいます。
ホコリが沢山ついている物にセロハンテープを貼ってもくっつきませんよね。
それと同様に、屋根や外壁表面を綺麗にしておかなければ新しい塗料が密着しないのです。
下地を綺麗にして塗料の密着力を高める事で塗膜を長持ちさせる事ができます。
チョーキング現象については「塗り替えサインセルフチェック」のページでもご紹介しています。
【外壁塗装には欠かせないコーキング工事】
続いてコーキング工事を行いました。
コーキングは外壁の継ぎ目などを埋める工事です。
外壁と外壁の間や、サッシ周りにブニブニとしたラインがありますよね。
あれがコーキングです。
ブニブニと柔らかい材料で埋められている為、雨水の侵入を防ぎ、地震などで建物が揺れた時に緩衝材の役割をしてくれています。
そんなお住まいを守ってくれているコーキングですが、年月が経つと劣化し、硬質化・ひび割れなどが起こります。
すると防水材・緩衝材のどちらの役割も担えなくなりますので、定期的に打ち替えてあげる必要があります。
まずは既存のコーキングをカッターを使って少しずつ撤去し、周りにマスキングテープを貼って養生しました。
そこにプライマー(下塗り材)を塗布し、新しいコーキング材を充填します。
ヘラで均して乾燥を待ち、マスキングテープを剥がしたらコーキング工事は完了です(^^♪
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