2022.06.27 さいたま市南区外壁塗装屋根塗装養生
埼玉県さいたま市南区のI様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市南区 I様邸 屋根塗装・外壁塗装 高圧洗浄~コーキング工事」は、こちらのページです。
今回は養生と、屋根の下塗りの様子についてお伝えします。
【外壁塗装の養生とは】
引っ越しの時、壁や床を傷つけないようシートなどで覆っているのを見た事はないでしょうか。
あの作業を養生といいますが、外壁塗装でも養生の工程があります。
外壁塗装においての養生は、塗装時の塗料が窓枠や玄関ドアなどに飛び散らないよう、テープやシートを貼る作業です。
場合によってはお車にカーカバーをかけたり、庭木などの植物にも養生を施す事があります。
また、塗装はローラー・刷毛・スプレーガンのいずれかで塗装します。
どれを使ってもまっすぐなラインを作るのは困難です。
その為、養生で先にまっすぐなラインを作っておけば、その上から塗装し、最後に養生をバラすと綺麗に仕上がります。
床タイルなどにも塗料が飛び散ったり垂れては汚い仕上がりになるので、このような場所もしっかり養生しました。
【屋根下塗りの様子】
下地処理を終えたら塗装の工程に入ります。
塗装は下塗り→中塗り→上塗りの3工程があります。
下塗りはその最初の塗装で、最終的には見えなくなる塗膜です。
この「見えなくなる下塗り塗装」が仕上がりや塗膜の寿命に大きく影響します。
下準備となる下塗りの1番の目的は、下地(屋根や外壁)と、新しい塗料の接着力を高める事です。
糊のような役割をしてくれるので、上塗り塗料がしっかり定着し、塗膜が長持ちします。
屋根の下塗りはホワイトやクリアータイプが多いです。
I様邸ではホワイトの下塗り材を塗布しました。
ホワイトの下塗り材を塗布する事により、上塗り塗料の発色がよくなり、綺麗に仕上がります。
屋根塗装・外壁塗装のよくある失敗例「イメージしていた色と違う」というリスクを下げます。
また、屋根のような劣化スピードが早い場所では傷んでいるので塗料を吸い込んでしまいます。
下塗りはその吸い込みを防止し、ムラのない美しい仕上がりにするお手伝いもしてくれます。
他にも下塗り材によっては防カビ・防藻性や遮熱性の効果などを付与するものもあります。
最終的には見えなくなる下塗りですが、立派な”縁の下の力持ち”なのです。
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