2022.07.26 さいたま市北区付帯塗装外壁塗装
埼玉県さいたま市北区のT様邸での屋根・外壁塗装工事のレポートの続きです!
前回のレポート:「埼玉県さいたま市北区 T様邸 屋根塗装・外壁塗装 足場架設 高圧洗浄 下塗り 雨の日が多いと…」はこちらです。
【破風板塗装】
破風の塗装の様子です。
破風は屋根の妻側の先端(本を開いて伏せたような形をしている屋根の屋根面ではない方、山型の面)を言います。
破風板は、屋根と垂直に取り付けられ、屋根内部に風雨が浸入するのを防ぐ役割があります。
外壁や屋根と同様、風雨や紫外線の影響を受けやすい場所ですので、塗装によるメンテナンスが不可欠です。
外壁より張り出していることもあり、目立つ箇所でもありますので、劣化していると目についてしまいます。
同時に、色のチョイスによってはお住まいの外観のアクセントにすることもできます。
T様邸では、今回は色の大きな変更は行いませんでしたが、アイボリー系の外壁に対して、破風をはじめとする付帯部はブラック系なので、グッと引き締まった印象を与えてくれます。
アクセントカラーでお住まいの印象を変えてみたい!という方はカラーシミュレーションについてもご覧ください。
【外壁中塗り】
下塗りの乾燥時間を十分に確保してから、中塗りを行います。
下塗りの役割は、塗装面の状態を整えて、上塗り材を定着しやすくすることにあります。
そのため、メーカーの指定する「塗布量」「乾燥時間」といった仕様をしっかり守っておかないと、本番用の塗料を使う中塗り・上塗りの質に影響が出てしまいます。
前回のレポートで、下塗りの色を上塗りの色と変えておくことで、工程を省かれるのを防ぐというお話をしました。
では、工程を十分にチェックするため、下塗り・中塗り・上塗りを全て別の色のすることは可能なのでしょうか?
結論から申し上げると、中塗りの色を上塗りと異なる色にするのは避けた方が無難です。
中塗りと上塗りは同じ塗料、同じ色で塗られることを前提としているため、中塗りと上塗りの色が違うと、上塗りの色が色見本と異なってきてしまうこともあり得ます。
劣化が進んできたときに、上塗り材が剥がれて違う色の中塗り材が見えてきてしまうのも問題です。
中塗りと上塗りで別々の色の塗料を用意するのもコストがかかってしまい、お客様の負担になります。
マンションや商業施設など、大規模な塗装では塗り漏れを防ぐためにあえて別の色を使うこともありますが、一般の住居では中塗りと上塗りは同じ色にしておくことがベターでしょう。
下塗りと同じく、工程表や日々の進捗を確認したりしておくことで、手抜き工事が行われないかチェックしましょう。
-K*-