2022.07.29 さいたま市北区外壁塗装屋根塗装
埼玉県さいたま市北区のT様邸での外壁塗装・屋根塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市北区 T様邸 屋根塗装・外壁塗装 破風板塗装 外壁中塗り」こちらです。
【仕上げ塗装 〜屋根〜】
屋根、外壁ともに十分な乾燥時間を確保したあと、仕上げ塗りに進みました。
乾燥時間は、塗料によっても異なりますし、気温によっても違います。
寒い冬の時期の方が乾燥に時間がかかりますが、湿度が高すぎると塗装ができないので、梅雨時期の塗装は注意が必要です。
ちなみに、多くの塗料メーカーが85%以上の湿度の場合は塗装できないとパンフレットなどで規定しています。
屋根の仕上げ塗りの様子です。新築を思い出させる屋根になりました!
塗装前は汚れのほか、日の当たりにくい側にコケなども発生していました。
今回、塗料に防藻・防カビ効果のあるものを使いましたので、この美しさをしばらく確保できるかと存じます。
屋根の仕上げ塗装時のポイントは「縁切り」です。
一般的な住宅でよく用いられているスレート屋根の場合、塗装をすることで屋根材同士が塗料でくっついてしまいます。
こうなると、本来屋根材の隙間から自然に排出される湿気や、逃がされる雨水が通らなくなってしまい、雨漏りの原因となります。
そのため、くっついた屋根材と屋根材の間に隙間を確保する作業が縁切りです。
隙間をあけるためには、カッターのような専用の機材を使います。
塗装前に「タスペーサー」という、隙間を確保するための部材を挿入する場合もあります。
【仕上げ塗装 〜外壁〜】
続いて外壁も塗装していきます。
こちらが帯上、
こちらが帯下の塗装の様子です。
帯(帯板)とは、外壁において主に1階部分と2階部分を仕切る部材のことを言います。
T様邸では破風等と同じくブラックが用いられています。
帯を境に、上下で外壁の色を変えているお住まいもありますね。
上塗りは、人の目に触れる部分ですので、下塗り・中塗りにも増してムラなく、均一に仕上げることを心がけて塗装していきます。
塗装職人の腕の見せ所です!
規定以上の塗膜厚を十分に確保し、美しく、かつ塗料の性能が十分に発揮されるように塗り進めます。
これで、耐久性を備えた美しい塗装の完成です!
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