2022.08.17 さいたま市見沼区付帯塗装鉄部塗装
埼玉県さいたま市見沼区のM様邸での屋根・外壁塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市見沼区 M様邸 屋根塗装・外壁塗装 屋根下塗り 外壁仕上げ塗装」こちらです。
【付帯部の塗装について】
前回までで外壁の仕上げ塗りが完了しましたので、今回は付帯部の塗装についてお伝えします。
付帯部ってなんのこと?と思われる方も多いかもしれませんが、外壁に文字通り「付帯している」パーツのことを言います。
お住まいによって異なりますが、イメージしやすいところでいうと雨樋、雨戸や戸袋などを指します。
1階と2階を仕切っている「幕板」や、軒の天井部分「軒天」、屋根の妻側の端「破風」も付帯部です。
外壁・屋根塗装の際に付帯部も塗ることが多いのですが、少しでも費用を抑えるために付帯部は後回しでいいや、と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、付帯部だけを塗らないでおくと、新築同様の見た目となった外壁や屋根に対して悪目立ちしてしまいますし、付帯部だけを後から塗ろうと思うと足場代などが別途かかります。
当社では、外壁や屋根の塗装の際に一緒に塗装を行うことをオススメしています。
養生を剥がし、サッシなどを清掃してから、塗装を行なっていきます。
こちらは雨樋の塗装の様子です。
雨樋も、塗装することで外壁や屋根と同じく耐久性を高めることができます。
ヒビが入ったり、割れていたりといった欠損が生じていると交換が必要になりますが、M様邸では洗浄と塗装のみで十分な状態でした。
【鉄部・雨戸の塗装について】
こちらは雨戸の塗装の様子です。
M様邸のような鉄製の雨戸では塗装によるメンテナンスが必要となりますが、アルミや銅で作られた雨戸は塗装の必要がありません。
無理に塗装をするとすぐに塗膜が剥がれてしまうため、無駄になってしまいます。
きちんと素材を見極めて、適切な対応を行なっていきます。
雨戸だけではなく、鉄で出来ている箇所の塗装の前にはケレンという過程が必要です。
ケレンとは、ヤスリなどで塗装面に付着した汚れやサビ、旧塗膜を落とし、表面をなめらかにします。
ケレンを怠ると、塗料が十分塗装面に乗らず、剥がれやすくなってしまいます。
さらに、既存のサビが落とせていない場合は、サビ止め塗料を塗っていてもどんどんサビが広がっていきます。
鉄部の塗装を含む見積もりを取る場合は、工程表を見て、ケレンがきちんと行われるか確認しておきましょう!
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