2022.08.30 さいたま市南区外壁塗装屋根塗装
埼玉県さいたま市南区のA様邸の外壁・屋根塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市南区 A様邸 外壁塗装・屋根塗装 養生中の過ごし方 軒の塗装 屋根下塗り」こちらです。
【屋根仕上げ塗り】
屋根の仕上げ塗りが完了しました。
前回、下塗りにホワイト系の色を使ったことで、透けもなく色がしっかりと乗ってキレイに仕上がっています。
A様邸のようなスレート屋根を塗装する際には「縁切り」という作業が必須になります。
縁切りとは、塗装によって屋根材同士が塗料でくっついてしまうのを防ぐために行う作業です。
屋根材同士に隙間がないと、自然に排出されるはずの雨水などが溜まってしまい、雨漏りの原因になってしまうのです。
仕上げ塗装の後に、カッターなどの工具を使って手作業で隙間を作る方法もありますが、当社ではタスペーサーという機具を使います。
屋根材と屋根材の隙間に差し込み、あらかじめ空間を作ることができるため、仕上げ塗装後の作業は不要となります。
せっかくキレイになった屋根を踏んでしまわなくて済みますし、手作業よりも労力が抑えられるので、工事期間の短縮にも繋がります。
【外壁下塗り・中塗り】
こちらが下塗り、
こちらが中塗りの様子です。
外壁塗装は基本的には三度塗りで、下塗り・中塗り・仕上げ塗り、それぞれの施工後に十分な乾燥時間を置くことが必要です。
十分に下塗り(中塗り)が乾燥しないまま塗装を行うと、早期に塗膜が剥がれるなどの施工不良の原因となりますので、塗料の仕様のとおりしっかり乾燥させます。
乾燥時間は、一般的には3〜4時間ですが、塗料によって異なります。
さらに気温や湿度にも左右され、湿度が高いほど、また気温が低いほど、長い乾燥時間が必要となります。
気温が5℃以下、湿度が85%以上となってしまうと、これも施工不良に繋がるため、外壁塗装の作業は出来なくなってしまいます。
夏は、春や秋ほど人気はありませんが、昼が長く作業時間が確保できるというメリットがあります。
雨に気をつければ、問題なく作業を行うことができます。
窓が開けられない、換気ができず臭いがこもりやすいというデメリットもありますが、春や秋よりもご希望の日程を抑えやすい季節でもあります。
なるべくお客様のご希望に沿った日程で進められるように調整いたしますので、お気軽にご連絡ください。
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