2022.11.23 さいたま市緑区鉄部塗装
埼玉県さいたま市緑区W様邸の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市緑区 W様邸 外壁塗装 仕上げ塗り 軒樋 鉄部」こちらです。
【鉄部塗装は下地処理が重要!】
前回に引き続き、鉄部の塗装についてお伝えします。
戸建住宅の鉄部といえば、上の写真のような庇やベランダの手すり、雨戸などがあります。
金属であれば全て鉄部というわけではなく、腐食が少ないアルミ製で塗装によるメンテナンスが不要な場合もあります。
鉄部の塗装の工程は、大まかに以下のとおりです。
高圧洗浄
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下地調整(ケレン作業)
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さび止め塗装
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仕上げ塗装
下地調整は、外壁や屋根と同様、塗料を密着させやすくするために塗装面を整える作業です。
鉄部では、ケレンといって、高圧洗浄で落としきれなかった汚れや、サビ、古い塗膜を除去する作業を行います。
ケレンは英語の”clean(クリーン)”が語源とも言われています。
サンドペーパー(紙やすり)や電動工具を、塗装面の状態によって使い分け、徹底的にキレイな状態にしていきます。
下地調整の後にさび止め塗装を行うのですが、その前にサビをしっかりと落としておかないと、塗装後もサビが発生しやすくなってしまいます。
さび止め塗装は、すでに発生してしまっているサビの進行を食い止めることはできないためです。
外壁など他の箇所にも言えることですが、特に鉄部の塗装は、グレードの高い塗料を使うよりも、ケレン作業をいかに丁寧に行うかが大事になります。
鉄部塗装を行う上で、ケレン作業は欠かせないものです。
工程表の中では、下地調整のうちに含まれて、ケレン作業とはっきり明記しない会社もあるようなので、ご不安な場合はお打ち合わせの前に確認してみてください。
こだわりの下地処理からアフターサポートまで!当店の塗装の流れはこちらもご覧ください。
【タッチアップ作業】
鉄部の仕上げ塗りまで完了しましたので、残りはタッチアップ作業となります。
タッチアップ作業では、仕上げ塗装を行なった後に塗り残しがないか、傷などがついていないかチェックします。
修正塗装とも言いますが、塗装の厚みや色合いを周辺と整えなくてはならないため、周辺と違和感なく修正を行うことは意外と技術が必要です。
その後、サッシなどを掃除して、W様にお引き渡ししました!
出来栄えにご満足いただけて、当社としても嬉しい限りです。
W様、このたびは当社にご縁をいただき、ありがとうございました。
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