2022.12.19 さいたま市岩槻区屋根塗装養生
埼玉県さいたま市岩槻区T様邸の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市岩槻区 T様邸 外壁・屋根塗装 塗装の前に 高圧洗浄」こちらです。
【養生〜施主様の日常をお邪魔しないために〜】
養生は、塗装面に施す下地処理と同じくらい大事な作業です。
塗装をしない箇所、塗料がかかってしまっては困る箇所、別の塗料で塗装を行う箇所を、ビニールシートなどで保護するのが養生です。
養生を行う箇所は、玄関ドアや門柱、ポスト、窓、ベランダの手すり、雨戸など、お住まいによって多岐にわたります。
広い意味では、前回のレポートでご紹介したメッシュシートも、塗料の飛散防止の役割を持ちますので、養生の一種と言えます。
その他、真夏や真冬にはエアコンを使用できるような特殊なカバーで室外機を保護したり、カーカバーをかけたりする場合もあります。
塗装期間中は窓を開けられない、お洗濯物を外に干すことができない、日光が入りにくいなど、施主様には大変ご不便をおかけしてしまいます。
工事に支障が出ない範囲ではありますが、少しでもご不便を緩和できるよう、工夫していきますので、何か気になる点がありましたらお気軽にお声がけいただければと思います。
【屋根下塗り〜3回塗り?4回塗り?〜】
養生が完了し、いよいよ塗装作業に入っていきます。
写真は屋根の下塗りの様子です。
屋根・外壁は、下塗り→中塗り(上塗り1回目)→仕上げ塗り(上塗り2回目)の3回塗りで仕上げていくことが多いです。
しかし、今回T様邸の屋根は下塗りを2回行いました。
こちらが2回目の下塗りの様子です。
何故下塗りを2回行ったのかというと、屋根材によっては、劣化すると塗料を吸い込みやすくなってしまうことがあります。
屋根材が塗料を吸い込んでしまうと、塗膜が十分に形成されず、塗料が設計された通りの性能を発揮することができません。
そのため、塗料を吸い込まなくなるまで下塗り材を塗ることで、仕上げ塗りの塗料が塗膜を形成できるようにするのです。
もちろん、下塗りを複数回行う場合は、事前の点検で塗装面をチェックし、必要性を判断した上で施主様にご相談いたします。
お客様に無断で塗装を行なって、後からこの工事もやりました、と言って工事費用を請求するような不誠実な対応は決していたしませんので、ご安心ください。
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