2023.01.23 さいたま市大宮区外壁塗装鉄部塗装
埼玉県さいたま市大宮区にあります整骨院様の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市大宮区 某整骨院 外壁塗装 養生のポイント 下塗り」こちらです。
【外壁タイルにもメンテナンスが必要です!】
外壁タイルの下塗りの様子です。
こちらの記事をご覧の方の中には、「外壁タイルは耐久性が高いので、塗装などのメンテナンスは不要」と考えられている方もいらっしゃるかもしれません。
確かに外壁タイルは無機物であるため傷つきにくく、サイディングやモルタルと異なり水を吸いにくいため、塗膜で表面をコーティングする必要も必ずしもありません。
しかし、外壁タイルにも塗装のメリットはあります。
美観を保つことができるのはもちろんのこと、目地を保護する、撥水性を付加できるといった点です。
ただ、一度塗装をしてしまうと、塗料の耐用年数に応じて塗り替えメンテナンスの必要が発生してきますので、塗装を検討中の方はご注意ください。
塗装については、外観上のメリットが優先されますが、外壁タイルが完全にメンテナンスフリーかというと、決してそんなことはありません。
タイル自体の耐久性が高くても、目地のコーキングは10年に一度程度の打ち替えが必要になります。
さらに、強い衝撃によってタイルにヒビが入る・割れることもありえます。
割れてしまったタイルは、剥落の危険が生じたり、割れ目から水分が浸入したりと、リスクを抱えることになります。
もし新築時に「タイルはメンテナンスフリーなので、お手入れが楽ですよ!」などと言われたことがあっても、真に受けすぎないようにしてくださいね。
【鉄部さび止め塗装】
鉄部はケレン作業ののち、さび止め塗装を行いました。
よく誤解されることがありますが、さび止め塗装にさびの進行を食い止める効果はありません。
すでにさびが発生している箇所にさび止め塗装をしても、塗装の下からさびが進んできてしまいます。
さびの度合いに応じて必要なケレン作業を行い、さびを十分に落としてから塗装を行うことで、さびの発生を抑制することができます。
ケレンにも手作業から、電動工具が必要な程度、薬品を使わなくてはいけないレベルと、度合いが分かれています。
そしてケレンの度合いによって適切な塗料も異なります。
当社では、鉄部塗装の経験ももちろん豊富ですので、さびが発生しにくい工法や塗料を点検時にご提案可能です。
-K*-