2023.02.17 さいたま市見沼区養生
埼玉県さいたま市見沼区のA様邸の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市見沼区 A様邸 屋根塗装 外壁塗装 足場架設 高圧洗浄」こちらです。
【実は仕上がりにも影響する「養生」】
土間や植栽、玄関ドアなどを養生したところの様子です。
塗料が付着してしまうと困る箇所をビニールシートなどで覆うのが養生です。
ただビニールシートを被せるだけだと思われるかもしれませんが、意外と重要な作業です。
写真にもある玄関ドアのような場所は、動きを妨げることがないように行う必要がありますし、植栽は無理に力をかけて折れてしまうことがないように慎重に扱わなくてはなりません。
さらに、塗装箇所との境目をつくる養生テープをピシッと貼っておかないと、塗装が終わった後に線がヨレヨレになってしまいます。
テープの一枚を貼るのにも、完成後の姿を見越して丁寧に行うのがいい仕事の秘訣です。
【コーキング】
塗装に入る前に、外壁や屋根の劣化部分を補修していきます。
コーキングの補修の様子をお伝えします。
コーキングとは、異なる部材の間を埋める目地材のことです。
柔軟性のある素材で、地震の大きな揺れのほか、車が通ったときなどに発生する小さな揺れにも追従し、衝撃を吸収します。
コーキングは劣化すると、柔軟性を失って硬くなっていきます。
硬くなったコーキングはひび割れや破断を起こしやすくなり、割れた箇所から家の躯体部に水分が浸入するようになってしまいます。
多くのコーキング材は、塗料よりも寿命が短いので、外壁や屋根よりさらにマメに手入れをしてやる必要があります。
耐用年数30年!おすすめの長寿命シーリング材についてはこちらをご覧ください。
A様邸ではコーキングの打ち替えを行いました。
コーキングのメンテナンスには「打ち替え(打ち直し)」と「打ち増し」があります。
既存のコーキングを全て剥がし、新しいコーキング材を充填していくのが打ち替えで、既存のコーキングの上に新しいコーキング材を被せるのが打ち増しです。
当店では、基本的には打ち替えをおすすめしています。
打ち替えは、撤去の手間はかかりますが、コーキング材が全て新しくなるため、より長持ちします。
コーキングを剥がしたら、まわりをキレイに養生して、新しいコーキング材を注入していきます。
平らにならしたら、養生を剥がし、完成したらコーキング打ち替えの完成です!
-K*-