2023.02.20 さいたま市見沼区付帯塗装外壁塗装
埼玉県さいたま市見沼区のA様邸の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市見沼区 A様邸 屋根塗装 外壁塗装 コーキングは打ち替えで」こちらです。
【板金のコーキング】
こちらは、棟板金のコーキングの様子です。
棟板金とは、切妻屋根と呼ばれる三角形の形状をした屋根の頂点に被せる板金のことです。
屋根材と屋根材の隙間から雨水等が入り込むのを防ぐことが主な役割となります。
住宅のてっぺんで、雨や風を受け続ける棟板金は、その分劣化も激しい箇所です。
点検のために屋根の上に登らせていただくと、棟板金を屋根に固定するための釘やネジが緩んでいたり、抜けてしまっていたりしているのを多く見かけます。
釘やネジが飛んでしまうと、最悪の場合棟板金が外れて落下してしまうこともあります。
そうなる前に、専門業者にメンテナンスを依頼されることをおすすめします。
今回は、釘穴にコーキング処理を施した上で釘穴を打ち直す釘打ちコーキングのほか、部材同士の隙間を埋める処理を行いました。
当店おすすめのシーリング材・オートンイクシードについてはこちらをご覧ください。
【外壁・付帯部の下塗り塗装】
外壁の下塗り塗装の様子です。
下塗り塗装は、お客様と色や種類を決めた本番用の塗料が、長期間お住まいを美しく丈夫に守るために重要な工程です。
例えば、経年劣化により傷んだ外壁材は、防水能力を失い、水分を吸収していってしまいます。
その状態のまま塗装を行うと、外壁材が塗料を吸い込んでしまい、塗装面を保護するための塗膜を形成することが出来なくなってしまいます。
下塗りを重ね、外壁材に塗料が吸い込まれるのを防ぐことで、塗料メーカーの謳い文句通りの耐久性、性能を発揮させることができるのです。
また、下地の色を隠して上塗り材の発色をよくする役割もあります。
今回のA様邸では、外壁の色をガラッと変更しますので、下塗り材による元々の色の隠ぺいは非常に重要になってきます。
軒と破風も下塗り塗装を行いました。
外壁でも屋根でもない、しかし塗装によるメンテナンスが必要なこれらの箇所のことを付帯部と呼びます。
業者によっては、トータルの工事金額を抑えるために付帯部の塗料に廉価なものを使用するところもあるようですが、当店ではおすすめしません。
付帯部という名称だと、どこかオマケのようですが、どの部材も風雨や汚れからお住まいを守ってくれる大事なものです。
それに、付帯部だけかえって悪目立ちしてしまうこともありますので、目先の工事金額のために塗料のグレードを下げることはやめましょう。
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