2023.03.22 さいたま市緑区外壁塗装屋根塗装
埼玉県さいたま市緑区のS様邸の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市緑区 S様邸 外壁塗装 屋根塗装 下塗りの重要な役割」こちらです。
【塗りの工程には乾燥も重要!】
前回のレポートで下塗りの様子をお伝えしました。
次の工程は仕上げ用の塗料を使った中塗りです。
こちらは屋根の中塗りの様子です。
しかし、下塗りが終わったらすぐに中塗りに取り掛かることができるわけではありません。
メーカーが出す仕様書によって定められた乾燥時間を守る必要があります。
もちろん中塗り→仕上げ塗りの過程においても乾燥時間を確保することは必須です。
乾燥時間は、塗料の持つ水分が飛び、塗膜を形成する重要な時間です。
これを守らないと、塗膜の浮き、膨れ、剥がれといった施工不良を引き起こしてしまいます。
ちなみに、中塗りにおいては乾燥時間を置き過ぎるのも施工不良の原因となり得ます。
乾燥させているうちに表面に汚れがついてしまい、汚れの上から塗装することになってしまうためです。
長過ぎることも短過ぎることももない、ちょうどいい乾燥時間を見極めることで、長持ちする良い塗膜が作られます。
気温や湿度、天候などによってその時間は変わってきますので、プロの目を信頼していただけたらと思います!
【外壁中塗り】
外壁の中塗りの様子です。
多くの塗料は、下塗り・中塗り・仕上げ塗り(上塗り)の3回に分けて塗装を行います。
すでに下塗りのレポートでお伝えしているように、仕上げ用の塗料で塗装するのは中塗り・仕上げ塗りの2回です。
なぜ2回に分けて塗装を行うのかというと、それには塗料の性質が関わってきます。
塗料はご存知のとおり、粘性がありドロっとしています。
ドロっとした塗料を、塗装する箇所すべてにおいて、凹凸なく滑らかに、かつ均等な厚みに仕上げるのは、熟練の職人でも難しいことです。
しかも、塗料に適した厚みは、これもまた仕様で決められています。
中塗りを一度乾燥させてから仕上げ塗りを行うことで、必要な厚みを確保しつつ、平滑な塗装面に仕上げやすくなるのです。
悪徳業者と言われるような会社では、中塗りと仕上げ塗りの塗料が同じであることをいいことに、仕上げ塗りを行わないところもあるそうです。
メーカーの施工仕様を遵守した上で仕上げられた屋根や外壁は、色に深みがあり、とても美しいです。
もちろん当社では、仕様を守った三度塗りの塗装を提供します!
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