2023.04.18 さいたま市中央区鉄部塗装
埼玉県さいたま市中央区のO様邸の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市中央区 O様邸 外壁塗装 中塗り 仕上げ塗り」こちらです。
【鉄部のケレン作業】
外壁の仕上げ塗りが完了しましたので、その他の箇所も塗装を進めていきます。
屋根でも外壁でもない箇所を総称して付帯部と呼びます。
付帯部のうち、今回は鉄部の塗装についてお伝えしようと思います。
鉄部は文字通り、お住まいの部材の中で鉄製のものを言います。
戸建のお住まいだと、雨戸やシャッターボックス、門、塀などが該当します。
集合住宅と一緒になっているO様邸では、外階段も鉄部でした。
鉄はご存知のとおり、サビが大敵です。サビから守るために、しっかりと下準備をした上で塗装を進めていきます!
鉄部はまず、ケレン作業と呼ばれる下地処理から行います。
ケレンでは、鉄部についたサビを、サビの程度に応じて紙やすりや電動工具などを使って落としていきます。
サビは、鉄が空気によって酸化することによって発生します。
サビを残したままにしておくと、サビの中に残った空気の層が、どんどんサビを広げていってしまうため、塗装の前にはケレンが不可欠です。
また、表面にあえて傷をつける「目荒らし」と呼ばれる作業も行います。
鉄を含む金属は、表面がツルツルで、そのままでは塗料が密着しにくい状態です。
目荒らしで表面をザラザラにすると、塗料がその間に入り込み、密着度が上がります。
サビを落とし、目荒らしを行うことで、サビが発生しにくく、剥がれにくい塗膜が完成するのです。
確かな技術力で、部材に合った塗装を行なっています。当社が選ばれる理由はこちらもご覧ください。
【鉄部のサビ止め塗装】
ケレンができたら、サビ止め塗料を塗っていきます。
「サビ止め」という名前のせいで誤解しやすいのですが、サビ止め塗料には既に発生しているサビを食い止める力はありません。
種類によってはケレンなしで塗装できるサビ止め塗料もあるようですが、長持ちする塗膜のためにはサビは落としておくのが無難です。
サビ止め塗料は、新たにサビが発生するのを防ぐために塗装します。
繰り返しになりますが、サビは酸化現象なので、酸の反対のアルカリ性の成分によって酸化しにくい塗膜を作る、という仕組みのものが多いようです。
鉄階段の手すり、階段裏、シャッターボックス、塀など、くまなくケレンを施してさび止めを塗っていきました。
お住まいのサビが気になる方は、こちらのページからお問い合わせください!
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