2023.05.12 さいたま市付帯塗装外壁塗装屋根塗装鉄部塗装
埼玉県さいたま市のN様邸の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市 N様邸 屋根塗装 外壁塗装 コーキング打ち直し 養生」こちらです。
【屋根塗装・外壁塗装の流れ】
塗装工事は、ざっくりと以下の手順で行っていきます。
1.足場架設・メッシュシート張り
2.高圧洗浄
3.養生
4.下地補修
5.塗装
工事の流れについてはこちらのページで詳しくご紹介しています。
今回はこのうち、塗装の流れについてお伝えしていきます。
塗装は、「下塗り」「中塗り」「仕上げ塗り(上塗り)」の工程に分かれます。
こちらはN様邸の下塗りの様子です。
下塗りは、中塗りと仕上げ塗りに使う塗料が、塗装面にしっかりと密着するために、接着剤のような役割を果たします。
また、塗装面の材質によっては、劣化によって水分を吸収しやすい状態になっている場合もあります。
そのままでは仕上げの塗料まで吸い込んでしまい、お住まいを守るはずの塗膜が十分に作られなくなってしまいます。
下塗りを、塗料を吸い込まなくなるまで複数回にわたって塗装することで、塗膜の形成を助けるのも大事な役割です。
N様邸では外壁はホワイト系で塗装したのですが、仕上げの色が何色であっても、下塗りは写真のような白、またはグレーであることが多いです。
元々の塗装面の色を打ち消すことで、色が透けてしまうのを防ぎ、仕上げの色の発色を良くするためです。
下塗りが十分に乾燥したら、中塗りを行っていきます。
中塗りと仕上げ塗りは、同じ塗料を2回に分けて塗っていきます。
2回に分けることで、ドロドロしていて延びにくい塗料を、均等な厚みで平らに塗ることができるようになります。
こちらは屋根の仕上げ塗りが終わったところです。
仕上げ塗りは、施主様はもちろん、様々な人が目にする層なので、塗りムラや塗り残しがないよう、慎重に作業を進めていきます。
塗料メーカーの規定の厚みを確保した塗膜は、深みがありとても美しいです。
N様邸でも、自信を持って施主様に披露できる仕上がりになりました!
【付帯部塗装】
こちらは、雨戸の塗装の様子です。
屋根や外壁ほか、雨戸や雨どい、軒、帯など、塗装を行っていきます。
これらを付帯部と呼びますが、広い面積の場所だけ塗装して、付帯部のメンテナンスをおろそかにしていると、かえって家全体が古びて見えてしまうこともあります。
後から付帯部だけを塗装しようとすると、足場代が別途かかってしまうので、屋根や外壁の塗装の際に付帯部も一緒に塗装されることをおすすめします。
養生を外し、手直しをしてからN様に確認いただき、工事完了となりました。
N様、このたびは当社にご用命いただきありがとうございました!
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