2023.05.19 さいたま市防水工事養生
さいたま市のU様邸の外壁塗装・屋根塗装工事を行いました!
【コーキングの改修いろいろ】
塗装工事に取り掛かる前に、外壁や屋根の劣化箇所を補修する必要があります。
劣化しているところをそのまま塗料で塗りつぶしてしまうと、塗った直後は綺麗に仕上がっていても施工不良を起こす可能性が高いです。
10年耐久の塗料を使用したのに、施工不良のせいで3年しかもたなかった…というお話も耳にします。
当店では、塗装面の下地処理をとても大切に考えています!
こちらは外壁のコーキングを撤去したところです。
コーキングは、部材と部材の繋ぎ目を埋め、お住まいへの水分の浸入を防ぐ大事な箇所です。
劣化して硬化が進むと、破断してしまうほか、地震などの揺れを緩衝することができなくなってしまいます。
コーキングの補修にはいくつか方法があります。
まずは今回U様邸で行った「打ち直し」です。
これは、既存のコーキングをカッターなどで全て剥がし、新しいコーキング剤を充填するものです。
撤去費用はかかりますが、耐久性が高いため、当店では基本的に打ち直しを行っています。
既存のコーキングの上に新しいコーキング剤を被せる「増し打ち」という方法もあります。
コーキングの劣化が進んでいないときには増し打ちで十分な場合もありますが、やはり耐久性は劣りますね。
また、コーキング補修を行ってから塗装を行うことを「先打ち」、塗装後にコーキングを充填することを「後打ち」といいます。
それぞれメリット・デメリットはありますが、コーキングを塗料で保護することができることから、当店では先打ちを行うことが多いです。
窓と外壁の隙間もばっちりです。
【養生の丁寧さは仕上がりの美しさを決める】
こちらは養生の様子です。
雨戸や門柱、植栽、玄関ドアなどがビニールシートで覆われているのがご覧いただけるかと思います。
塗装時に塗料がかかっては困る部分を養生しておくのも、大事な塗装の下準備です。
写真にあるもののほか、自家用車やエアコンの室外機、雨どいなども養生を行うことが多いですね。
養生は、塗装面とそうでない部分の境界にもなります。
養生を止めるテープをしっかりまっすぐに貼っておくことで、剥がしたときに綺麗な仕上がり線になります。
塗装しない部分が汚れなければいいということではなく、養生は仕上がりの美しさのポイントにもなるのです。
細かい作業ですが、仕上がりに関わる部分ですので、一切の手抜きなく進めていきます!
下地処理も綺麗に行うのは「当たり前」!当店の強みはこちらからご覧ください。
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