2023.05.22 さいたま市外壁塗装屋根塗装
埼玉県さいたま市のU様邸の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市 U様邸 外壁塗装 屋根塗装 コーキング打ち替え 養生」こちらです。
【屋根のシーラー】
前回のレポートで下準備までをお伝えしたので、いよいよ塗装の作業に入っていきます。
まずは屋根から取り掛かっていきます。
写真は屋根にシーラーを塗装したところです。
シーラーとは、仕上げ用の塗料を塗る前に、塗装面の状態を整えるために使う下塗り塗料のことを言います。
風雨や紫外線に長時間晒されて劣化した屋根や外壁は、材質によっては水分を吸い込みやすい状態になっています。
この状態のまま塗装を行うと、屋根材・外壁材が塗料を吸い込んでしまいます。
塗料は、塗装面の表面をコーティングするように塗膜を形成することで、防水性や耐候性といった機能が働きます。
劣化した塗装面が塗料を吸い込まない状態にするために、あらかじめ水分を吸い込まなくなるまでシーラーを塗装します。
そうすることで、傷んだ屋根や外壁でも、塗料がお住まいを守ってくれるようになるのです。
特に屋根は、外壁と比較しても外的要因に直接晒される状態にあるため、劣化が進みやすいです。
シーラーを十分に塗っておくことで、お客様と決めた仕上げ塗り用の塗料がその性能を遺憾無く発揮してくれます!
【外壁の下塗り】
外壁も下塗りを進めていきます。
屋根も同様ですが、白っぽい色の下塗り材が塗られているのがお分かりになるかと思います。
これは、必ずしもホワイト系の塗料で仕上げるからではなく、上塗りがブラック系でもブラウン系でも、下塗り材は白またはグレーの色をしていることが多いです。
下塗り材の役割は、塗料の吸い込みを防ぐだけではなく、仕上げの色をキレイにするためでもあります。
元々の下地の色が上塗り後に透けてしまうのを防いだり、上塗りの塗料の発色をよくするために、白・グレー系の色で下地を覆い隠すのです。
このあたりはお化粧の手順にも似ていますね。
U様邸は1階部分はレンガ風のブラウン、2階はホワイト系のツートンカラーでしたが、今回1階部分は大きく色を変えることになりました。
どんな色をお選びになり、どんな仕上がりになったのか、次回のレポートでまたお伝えしていきます!
-K*-