2023.12.12 さいたま市外壁塗装鉄部塗装
埼玉県さいたま市の集合住宅の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市 集合住宅 外壁塗装 屋根塗装 モルタル 砂骨ローラー」こちらです。
外壁の仕上げ塗装を行いました!
塗装工事において重要なことの一つに「塗膜厚」があります。
大前提として、塗装の目的は、塗料の層=塗膜を作り、屋根や外壁といった塗装面を保護することにあります。
塗膜をしっかりと形成することで、防水性や防汚性といった塗料の性能が発揮されるのです。
メーカーの仕様に沿った厚みを確保するために行うのが三度塗りです。
仕上げ用の塗料を使うのは、三度塗りのうち中塗りと仕上げ塗りです。
二回に分けて仕上げ用塗料を塗ることで、ある程度の厚みが作られた上に塗装をすることができるので、厚みを確保できるのです。
しっかりと三度塗りの工程を経た塗装は、深みがあってとてもキレイに仕上がります。
悪徳業者と呼ばれるような会社の中には、中塗りと仕上げ塗りの塗料に同じものを使うのをいいことに、仕上げ用塗料を一度しか塗っていないのに「三度塗りしました」と言うようなところもあるようです。
続いて鉄部の塗装を行いました。
一般的な戸建住宅と比べ、共用部の多い集合住宅は、鉄部の塗装箇所も多いことがよくあります。
階段、廊下などの手すり、ベランダなどに代表されます。
鉄部は表面のサビをあらかじめしっかりと落としてから、さび止め塗料を塗っていきます。
よく誤解されますが、さび止め塗料は既に発生しているサビの上に塗っても、サビの進行を食い止めることはできません。
そのため、塗装面はしっかりとサビを落としてからさび止め→仕上げ塗りと進めていきます。
塗装工事のおおまかな流れはこちらのページでご紹介しています!
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