2024.02.08 さいたま市外壁塗装
埼玉県さいたま市のF様邸にて、屋根塗装・外壁塗装を行いました!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市F様邸 屋根塗装・外壁塗装 コーキング工事で防水性向上」
今回は外壁の下塗り・中塗り工事の様子をお届けします。
【下塗り・中塗りとは?】
下塗りに使用する塗料は中塗りと上塗りとは役目も中身も全く違う、上塗りの塗料の色をより美しく発色させるため白や透明の塗料を使う場合が多いです。
中塗りの役割は、仕上げ塗装に厚みを持たせる事ができるので、塗料の機能を長持ちさせる効果があります。
ちなみに、中塗りと上塗りは、同じ塗料を塗布するため、外壁塗装の工程を説明する際に「中塗り・上塗り」ではなく、「上塗り2回」と表現することもあります。
【下塗り・中塗りの工程】
①高圧洗浄などで下地処理を終えた後、下塗りをする。
以前外壁の高圧洗浄の様子をお届けしましたが、高圧洗浄で壁をきれいにすることで塗料の密着度がアップします!
こうして、きれいにされた外壁に適した塗料を塗っていきます。
<塗料の主な種類>
シーラー | 外壁材に中塗り・上塗り塗料を密着させる接着剤としての機能を持っている塗料です。 外壁材への塗料の染み込みを防ぐ抗浸透機能も持っていて、外壁にシミややひび割れがない場合は、シーラーを用いることが多い。 |
プライマー | シーラーと基本的に同じ塗料ですが、外壁材が鉄、ステンレス、アルミなど金属系サイディングボードやパネルの場合に使用することが多い。 |
フィラー | シーラーやプライマーにパテ機能を追加した下塗り塗料です。 |
②下塗り塗料を乾燥させる
塗料によって変わってきますが、中塗りまで3時間以上塗料を乾燥させる必要があります。
このときにしっかり乾燥させないと、「ひび割れ」「剥がれ」などが生じる可能性が出てきます。
ただし、乾燥時間が長すぎると埃や汚れが付着し、壁に凹凸ができてしまうので適正時間を守ることが重要です。
※使用する塗料によって、乾燥時間が変わってきます。
③中塗り
3回目(上塗り)と同じ塗料で塗っていきます。
中塗りの役目は、仕上げ塗装に厚みを持たせることで塗料の機能を長持ちさせたり、傷やヒビなどで凹凸ができた表面を滑らかにし、上塗剤の補強効果や定着効果を高めるためと言われています。
F様邸の外壁と屋根もしっかり下塗り・中塗りを施し、上塗りと仕上げ塗料を塗る準備を整えました。
*K*