2021.03.27 さいたま市岩槻区防水工事
さいたま市岩槻区の防水工事の続きを現場レポートします。今回はシーリング打ちとプライマーを塗る作業をご紹介していきます。まずは立ち上がりのところにプライマーを塗布しました。これは床の施工をしてしまうと立ち上がりのところの作業が行いにくいため先行して作業しています。
その後はシーリング打ちです。陸屋根はコンクリートの亀裂を防ぐために目地を設け、そこに弾力のあるシーリング材を充填しています。既存の目地はだいぶ痛んでおりますので、今回新しくシーリングを打ち直しています。
次は床面にプライマーを塗っていきます。プライマーは下地との密着性を良くさせる下塗り剤です。下塗り剤は選定した防水塗料に適したものを使う必要があります。
塗料はメーカーが指定する施工方法や使用材料がありますので、施工マニュアルに従って作業を行うことが大切です。塗料の性能を最大限発揮させるには正しい施工を行われていることが重要です。
立ち上がりのところは入隅となっていますのでうまく塗料が入っていかない恐れがあります。また、入隅や出隅などのコーナー部は強度が低下しやすいため、塗料がしっかりと密着するように丁寧に下塗りすることが大切です。
下塗りは塗装の耐久性に影響し、適切な施工がされていないと下地に密着せず塗料が剥がれてしまう可能性があります。長持ちさせるためにも適切な施工がされていることが重要ですので、これから防水塗装を考えられている方は正しく材料が選定されているか、メーカーが指定する工程で作業が行われているか、確認しておくことが大切です。
塗装業者の選び方についてはこちらの「塗装屋選びの5つのポイント」をご覧ください。
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