2021.11.26 さいたま市中央区外壁塗装
埼玉県さいたま市中央区のY様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市中央区 Y様邸 屋根塗装・外壁塗装 養生 外壁下塗り」は、こちらのページです。
今回は、外壁の中塗り・上塗りの様子をお伝えします。
【外壁塗装の中塗り・上塗りとは】
見積もりや塗装工事の説明を聞く際、必ず「下塗り、中塗り、上塗り」という文言が出てきます。
または「下塗り、上塗り1回目、2回目」という業者もいます。
塗装工事は基本的に3度塗りで行います。
前回の現場レポートでもお伝えしたように、下塗りは下準備となる塗装です。
接着剤の役割や、塗料が吸い込まれるのを防いだり、下塗り材によって様々な機能があります。
下塗りが完了したら中塗りです。
中塗りと上塗りは基本的に同じ塗料で塗装します。
(一部のシリコン塗料やフッ素塗料、無機塗料では専用の中塗り塗料があります。)
仕上げ用の塗料を使った塗装の1回目を中塗り、2回目を上塗りといいます。
中塗りの役目は仕上げ塗装に厚みを持たせる事ができ、塗料の機能を長持ちさせる効果があります。
最後の上塗りが、最終的に目に見える仕上がりの塗装になります。
また、塗料には塗料メーカーが定めた仕様があります。
塗装する量や乾燥時間などが決まっていて、その仕様通りに塗装しなければ塗料が持つ機能(防水性や低汚染性など)を発揮する事ができません。
こちらが中塗りの様子です。
上塗り後、養生を外した状態です。
養生は塗料が半乾きの状態で外すのが一番綺麗に仕上がります。
「外壁塗装工事の流れ」については、こちらのページでも詳しくご紹介しています。
【意図的に下塗り、中塗りを省く業者がいます!】
とても残念な話ですが、中には下塗りや中塗りを省く業者がいます。
省いても塗りたては素人目ではわからないと思います。
なお、きちんと施工手順通りに塗装をすれば仕上がりに色ムラや光沢ムラはありません。
なぜ意図的に省くかというと、手抜きであったり、塗膜を剥がれやすくして再度工事をする為に契約を取るようにするそうです。
外壁工事、増改築工事、塗装工事、内装工事でのトラブルというのは多く、国民生活センターには毎年7,000件近くの相談があります。
お客さまから見て「なんとなく綺麗じゃないな」「なんだかムラがある」と感じたら要注意です。
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