2021.12.28 さいたま市北区付帯塗装外壁塗装
埼玉県さいたま市北区のN様邸にて、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市北区 N様邸 外壁塗装 養生・外壁仕上げ塗装」は、こちらのページです。
今回は、外壁のダメ込み塗装と基礎のひび割れ補修の様子をお伝えします。
【外壁ダメ込み塗装の様子】
塗装工事の多くはローラー+刷毛で塗装をします。
ダメ込みは「刷毛を使って細かい部分を丁寧に仕上げていく工程」をいいます。
なぜダメ込みと呼ばれているかというと、仕事のやり直し=ダメが出ないように塗装するからきているそうです。
塗装のダメは塗り残し、はみ出ている、透けているなどです。
しっかりと綺麗に仕上げていきます。
養生をばらして再度透けやはみ出ている部分がないか入念にチェックします。
塗料は液体なのでどうしても滲んできます。
サッシ周りに滲んでいるところがあったので、専用のシンナーで拭き取りました。
写真のようなまっすぐなラインで綺麗に仕上がりました♪
【基礎のひび割れ補修の様子】
お住まいを支えている基礎にひび割れが起きていたら不安になりますよね。
N様邸でも基礎に大きなひび割れができていました。
基礎のひび割れは以下のような原因で起こります。
1.乾燥収縮
基礎のひび割れ原因としてもっとも多いのが乾燥収縮です。
コンクリート内部の水分が蒸発する事により、基礎が収縮し、引っ張られたコンクリートが耐えられずにひび割れを起こします。
2.気温の変化
コンクリートというのは、温度が急激に下がる事で収縮する性質があります。
収縮する事で発生する力がコンクリートの引張強度を上回るとひび割れが発生します。
3.地震
よっぽどの大型地震でなければ深刻なひび割れは起きません。
地震の後にお住まいを見て、基礎に大きなひび割れがあったら早めに調査をご依頼ください。
4.不同沈下
お住まいが地盤が緩い場所に建っている場合に発生する可能性があります。
住宅が斜めに傾く事で基礎が建物を支えられなくなり、ひび割れが起きます。
状況によっては住宅が倒壊してしまう恐れもあります。
他にも様々ありますが、代表的な原因は以上の内容です。
基礎のひび割れ全てに補修が必要というものではありませんが、判断に困った場合は調査をご依頼ください。
N様邸の基礎のひび割れはコーキング材を充填して補修しました。
マスキングテープで施工箇所の周りを囲み、コーキング材を充填しました。
こちらが補修後の状態です。
これでしばらくは安心ですね。
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