2022.01.19 さいたま市北区付帯塗装外壁塗装養生
埼玉県さいたま市北区のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市北区 N様邸 屋根塗装・外壁塗装 足場組み立て、コーキング」は、こちらのページです。
今回は養生の様子と軒天、破風の塗装の様子についてお伝えします。
【塗装工事の養生とは】
養生と聞くと体を大切にする事だったり、引っ越しの時に新居を傷つけないよう保護するのをイメージされるのではないでしょうか。
外壁塗装においても養生という工程があります。
塗装しない場所(窓ガラスや土間など)に塗料が飛散、付着しないよう保護する作業です。
屋根や外壁が綺麗になっても、いろいろなところに塗料が飛んでしまっていては、良い仕上がりとはいえません。
塗料は1度付いたらなかなか落ちにくいものなので、最初から付着しないようにカバーしておきます。
また、見切り部分のライン出しの為にも養生をします。
塗装工事はローラー、刷毛、スプレーガンで塗装をしますが、これらの道具でまっすぐなラインを引くのは大変難しいです。
マスキングテープやマスカー(養生用ポリシートとマスキングテープが合わさったもの)をまっすぐに貼り、その上から塗装をします。
剥がすと綺麗なラインが引けているというわけです。
その為、養生が雑だとガタガタの線になったり、塗料がはみ出してしまって汚くなります。
養生は指が痛くなるほどピッチリと、正確に行う事で美しい仕上がりにする事ができます。
【軒天の塗装 DIYをオススメできない理由】
N様邸では軒天の塗装も行いました。
なかなか目に付きにくい場所かもしれませんが、汚れやカビが繁殖しやすい場所なので、メンテナンスが必要です。
軒天は外壁などと違って範囲が狭いのでDIYを検討される方もいらっしゃるかもしれませんが、オススメできません。
その理由は、軒天は上を見上げて塗装するものなので、足元がふらつきます。
脚立に上がって塗装しては大変危険です。
簡単そうに見えますが、意外と技術が必要な場所なのです。
【破風の塗装】
写真の雨樋の下地になっている場所が破風です。
破風も塗膜で保護されているので、定期的な塗装が必要です。
塗装せずに放置していると、塗装では補修しきれずにカバー工事や交換が必要になり、塗装に比べて費用が2~4倍かかってしまいます。
塗装工事の際は、できるだけ傷んでいる場所は一緒に塗装してしまいましょう。
「初めての外壁塗装をご検討中の方へ」は、こちらのページです。
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