2022.02.14 さいたま市緑区外壁塗装屋根塗装
埼玉県さいたま市緑区のK様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市緑区 K様邸 屋根塗装・外壁塗装 コーキング工事とは」は、こちらのページです。
今回は、屋根・外壁の下塗りの様子についてお伝えします。
【塗装工事の工程】
塗装工事は沢山の工程があります。
着工したら足場を組み立て、下地処理を行います。
下地処理には高圧洗浄、コーキング工事、ひび割れ補修、ケレン作業などがあります。
下地を綺麗にし、劣化部分を補修してから、ようやく塗装です。
更に、塗装にも工程があります。
劣化の進行具合や、使用する塗料によって多少異なりますが、基本的には下塗り→中塗り→上塗りの3度塗りです。
下塗りは下準備となる塗装です。
下塗りの一番の目的は、下地と、この後に塗装する仕上げ塗料の密着性を高める事です。
下塗りは下塗り材を使用しますが、中塗り・上塗りは仕上げ塗料を重ね塗りする工程です。
(製品によっては中塗り専用塗料・上塗り専用塗料が分けられている場合もあります。)
仕上げ塗料を1度で塗装しようとすると、色ムラができ、耐候性の高い所と低い所ができてしまいます。
2回に分けて塗装する事で、均一な厚みの塗膜を形成する事ができます。
こちらの「外壁塗装工事の流れ」のページでも、塗装の工程について詳しくご紹介しています。
【K様邸での下塗りの様子】
こちらはK様邸での外壁下塗りの様子です。
クリアータイプの下塗り材を使用しました。
続いて屋根の下塗りの様子です。
下塗り前にひび割れ補修した跡が所々に見えます。
K様邸では、下塗りを2回行いました。
先ほどお伝えしたように、塗装の基本は下塗り→中塗り→上塗りの3度塗りです。
ではなぜ、この度2回下塗りをしたかというと、それは下地の劣化状態にあります。
傷んだ屋根材というのは、塗料を吸い込んでしまいます。
塗料を吸い込むと色ムラができてしまいますし、塗料が持つ機能を最大限に発揮する事ができません。
下塗り材(シーラー)を2回塗布する事によって、塗料が下地に吸い込まれるのを防止しています。
塗装工事は、ただ塗料を塗ればいいというものではありません。
状態を良く見極め、どのように施工すれば塗膜が長持ちするか、塗料の機能が機能を発揮できるかをしっかりと考え、判断する必要があるのです。
こちらの「初めての外壁塗装をご検討中の方へ」のページもご参照ください。
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