2022.03.30 さいたま市見沼区付帯塗装
埼玉県さいたま市見沼区のU様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市見沼区 U様邸 屋根塗装・外壁塗装 庇と帯板 錆び止めの重要性」は、こちらのページです。
今回は雨樋と雨戸の塗装の様子についてお伝えします。
【雨樋(塩ビ樋)の塗装】
雨樋には塩化ビニル、ガルバリウム鋼板、アルミニウム、銅など様々な種類があります。
U様邸の雨樋は塩化ビニルの雨樋=塩ビ樋でした。
塩ビ樋は最も普及率の高い雨樋で、安価で手に入れやすいというメリットがあります。
ただ、経年劣化や太陽光にさらされていると、白くなったり膨らんできたり、形状が変化します。
更に年月が経つと脆くなってわれやすくなり、破損してしまうようになります。
基本的には耐候性の高い雨樋ですが、塗装する事によって直接雨樋自体が紫外線にさらされる状況を避け、寿命を延ばす事ができます。
それに雨樋は長く取り付けられていますから、ボロボロだとお住まい全体の見た目が悪く見えてしまいます。
雨樋は塗装の必要がないという業者もいますが、美観目的、寿命を延ばす目的でも雨樋の塗装をオススメします。
こちらは塗装後の写真です。
雨樋には各部に名前が付いており、このような縦長の部分は竪樋・縦樋といいます。
塗装前はカサカサだった雨樋ですが、写真のようにピカピカになりました♪
【雨戸塗装】
付帯部の1つである雨戸も定期的に塗り替えてあげる必要があります。
その理由は塗膜で保護されていないと経年劣化により、雨戸自体が傷んで破損する恐れがあるからです。
施工前はチョーキング現象(触ると手に粉がつく塗膜劣化のサイン)や、色褪せなどの症状が発生していました。
雨戸の塗装方法はローラーかスプレーガンでの吹き付け工法です。
形状などにより、適した施工方法を選択します。
今回はローラーで塗装しました。
既存塗膜や汚れなどをサンドペーパーで削り、塗装に入ります。
まずは錆びを防止する為、錆び止めを塗布しました。
錆び止め乾燥後、仕上げ塗料を1回塗装しました。
雨戸は塗り重ねて厚く塗ると、かえってはがれやすくなってしまいます。
素材やお住まいの環境によって適切な塗り回数を見極める必要があります。
こちらが完成写真です。
新品のように綺麗になりましたね(^^)/
付帯部は全てブラックで塗装し、統一感を持たせました。
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