2022.04.22 さいたま市緑区外壁塗装
埼玉県さいたま市緑区のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市緑区 N様邸 屋根塗装・外壁塗装 養生とスレート屋根の塗装」は、こちらのページです。
今回は、外壁の下塗り~上塗りの様子についてお伝えします。
【下塗りが必要な理由】
外壁塗装は基本的に下塗り、中塗り、上塗りと3回塗装をします。
ただ、例外もあります。
下地の傷みが激しいと、塗料が下地に吸い込まれてしまう事があるので、下塗りを2回塗布する事があります。
また、中塗り不要の仕様の塗料製品もあります。
今回は一般的な3度塗り仕上げです。
その最初の工程、下塗りは”中塗り・上塗りに使用する仕上げ塗料”とは異なる、”下塗り材”を外壁に塗布します。
下塗りの一番の役割は、外壁と、この後塗装する仕上げ塗料をくっつける接着剤の役割です。
こちらはN様邸での下塗りの写真です。
また、下塗り材にはシーラー、プライマー、フィラーなど種類があり、それぞれ持つ効果が若干異なります。
下地の状態によって適した下塗り材を選択する必要があります。
シーラーとプライマーは下地に塗料が吸い込まれて色ムラができるのを防ぎます。
サラサラとしていて、薄い厚みになります。
フィラーはとろみがあってシーラーやプライマーよりも厚く塗れます。
外壁に凸凹があったり、小さなひび割れがある場合はフィラーを使用します。
【中塗り、上塗りの様子】
下塗りが乾燥したら、仕上げ塗料を塗装していきます。
中塗りと上塗りという工程ですが、基本的には同じ塗料を重ね塗りする工程です。
塗料製品によっては、中塗り専用と上塗り専用に分かれている場合もありますが、そのような製品は少ないです。
塗料はムラなく、均一に塗装する為に重ね塗りが原則です。
2回に分けずに1回で塗装しようとすれば、どんなに熟練の職人でも色ムラができてしまいます。
もし、「うちは1回で大丈夫です。」という業者がいれば信用しない方がいいでしょう。
ただし、冒頭でもお伝えしたように、塗料製品によっては中塗り不要のものもあります。
塗料の仕様はカタログや、塗料メーカーのホームページに記載されています。
こちらは中塗りの様子です。
これだけではまだ艶も不十分です。
もう1度塗装して完了です。
綺麗に仕上がりました!
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