2022.04.23 さいたま市緑区付帯塗装鉄部塗装
埼玉県さいたま市緑区のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市緑区 N様邸 屋根塗装・外壁塗装 外壁下塗り~上塗りの様子」は、こちらのページです。
今回は、軒天と破風板の塗装の様子についてお伝えします。
【屋根塗装や外壁塗装で行う”付帯部塗装”とは】
屋根塗装や外壁塗装では、ほぼ必ず付帯部も一緒に塗装をします。
付帯部(ふたいぶ)といってもあまり聞きなれない言葉ですよね。
お住まいは沢山のパーツで出来ていますが、付帯部は屋根と外壁以外をいいます。
例えば雨樋、破風板、鼻隠し、軒天、雨戸、シャッターボックス、笠木、玄関ドア、ポストなどです。
「今回は外壁の塗装をして、付帯部は今度」とすると、余計な費用がかかる可能性が高いです。
玄関ドアや門塀など低い所ならいいのですが、雨樋や破風板など高い位置にある部分は足場が必要です。
外壁塗装と付帯部塗装を一緒に行えば、足場代は1回分で済みますが、別々に行うと足場代は2倍かかる事になります。
足場代は一般的な大きさのお宅で約20~25万円かかります。
その為、外壁塗装の際は付帯部、屋根と、できるだけ傷んでいる所は一緒に施工される事をオススメします。
「初めての外壁塗装をご検討中の方へ」は、こちらのページです。
【破風板の塗装】
破風板は、屋根の側面についてる山型の板です。
かなり上にあるので、普段は目につきにくい場所ですよね。
破風板も外壁と同じように耐久性や美観を保つ為に塗装工事が必要です。
破風板は劣化して雨水を吸収するようになると膨張、収縮を繰り返し変形してしまいます。
歪んで隙間ができれば雨水の侵入口となり、軒天や屋根裏に水が伝ってしまう恐れがあるので、塗装して水を吸い込まないように保護しましょう。
下地処理で塗装面を調整した後、下塗りを行いました。
下塗りは下地(破風板)と仕上げ塗料の接着力を高める役割や、下塗り材によっては防錆効果があります。
こちらは仕上げ塗料を塗装している様子です。
破風板は屋根や外壁とは違って2回塗りで仕上げる事が多いです。
【軒天の塗装】
軒天は紫外線が当たりにくく、湿気がこもりやすい場所です。
施工前は塗膜が剥がれたり、カビが繁殖していました。
軒天は屋根の裏側になるので明るい色を選択する方が圧倒的に多いです。
ただ、明るい色は汚れやカビの黒ずみが目立ちやすい場所ですので、塗料には低汚染性、防カビ・防藻性のものを使用しました。
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