2022.09.06 さいたま市南区防水工事
埼玉県さいたま市南区のA様邸の外壁・屋根塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市南区 A様邸 外壁塗装・屋根塗装 付帯部塗装 鉄部塗装 外壁仕上げ塗装」こちらです。
【ベランダの防水塗装 〜戸建のお住まいでの防水〜】
今回はベランダの防水塗装についてお伝えします。
戸建住宅のベランダやバルコニーにおいて、最もよく使われる防水塗装が「ウレタン防水」です。
液状のウレタン樹脂を複数回塗り重ねることで防水層を作り、トップコートを塗って表面を保護するものです。
防水層を液体で作るため、複雑な形状の箇所にも施工しやすく、シート等と比較して軽量なため、お住まいへの負荷を抑えることができます。
しかし、トップコートは5〜10年程度で劣化するため、定期的に塗り替える必要があります。
ベランダは物を置いたり洗濯物を干すなどして歩いたりするため、スレ、ヒビ割れなどが発生しやすく、そこから傷みが広がっていきます。
汚れが酷い、コケやカビといった微生物汚染が発生しているなどといった症状が見られる場合は、すでにトップコートが機能を果たさなくなっているサインです。
A様邸では、トップコートの表面が剥がれてきて防水層が剥き出しになっている箇所がいくつか見られました。
新築からお手入れをされたことがなかったということなので、大事を取って今回はウレタンを塗り直しています。
今後は5年程度でトップコートの塗り替えをして、防水機能を保っていくことをおすすめしました。
【ベランダの防水塗装 〜雨漏りの危険性〜】
実はベランダは、お住まいの雨漏り原因箇所の第一位なのです。
雨漏りといえば屋根や、壁のヒビ割れからだと思われる方が多いのですが、ベランダからの雨漏りが多いのには理由があります。
ベランダは外壁、笠木、サッシのシーリングや防水層との取り合い部分など、様々な部材の取り合い箇所になっています。
繋ぎ目が多いとそれだけ雨漏りのリスクも高いということになります。
排水口の詰まりにも注意が必要です。
ベランダは落ち葉などのゴミが入りやすく、詰まりや排水部材の劣化に繋がります。
排水口が詰まっていると、大雨の日に水漏れを起こし、最悪の場合室内に水が流れ込んでしまうこともあります。
当店は防水工事も得意としておりますので、ベランダやバルコニーに気になる点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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