2022.12.08 さいたま市見沼区付帯塗装外壁塗装屋根塗装
埼玉県さいたま市見沼区S様邸の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市見沼区 S様邸 屋根仕上げ塗り 外壁下塗り・中塗り」こちらです。
【外壁仕上げ塗り】
前回下塗り、中塗りの様子までご紹介した外壁の、仕上げ塗りを行いました!
仕上げ塗りのポイントは、塗膜の厚みを均等に仕上げることです。
種類にもよりますが、塗料は粘性が高く、同じ厚さで塗り広げるのには技術が必要です。
作業性の高さを謳っているなめらかな塗料でも、均一に仕上げるのはなかなか難しいものです。
なぜ厚みを均等にしなくてはいけないかというと、もし仕様より薄く仕上がった箇所があると、そこが紫外線などの外的要因の影響を受けて劣化しやすくなってしまいます。
一箇所劣化が起きると、規定通りに塗った塗膜にまで劣化が進行していってしまうのです。
また、厚すぎる箇所は外観に影響します。
人の目につく仕上げ塗りだからこそ、職人の持つ熟練の技術が必要となるのです。
【樋の塗装】
こちらは縦樋の塗装の様子です。
縦樋、竪樋とも表記しますが、これは外壁に沿って地面から垂直に配置された雨どいのことです。
屋根に取り付けられ、横(地面と並行)に取り付けられた雨どいは軒樋と言います。
樋は、雨水を排出する本来の役割のほかに、お住まいの外観のアクセントの役割もあります。
外装を塗装する際、樋の色を変えるだけでもグッと印象が変わります。
屋根や外壁と異なり、塗装で耐久性を伸ばす効果はわずかではありますが、お住まいの印象に大きな印象を与える部材だと言えます。
ヒビや割れなどが発生している場合は、塗装では対応することができませんので、ご注意ください。
【下屋根の下塗り・中塗り】
下屋根とは、家の天辺に位置する主屋根よりも一段下がったところにある屋根及び空間のことを言います。
玄関ポーチの上など、2階よりも1階部分の方が広くなっている箇所にかかっているのをご覧になったことがあると思います。
こちらも主屋根と同じように下塗り・中塗り・仕上げ塗りの順に塗装を行なっていきます。
当然ながら、下屋根は低い位置にあるため、主屋根よりも目につきやすい場所です。
また、2階部分の外壁よりも出っぱっており、外壁との取り合い部分も発生するため、劣化に気をつけたい箇所でもあります。
雨漏りの危険を避けるため、下屋根のあるお家にお住まいの方は、メンテナンスにお気をつけください。
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