2023.01.16 さいたま市大宮区鉄部塗装養生
埼玉県さいたま市大宮区にあります整骨院様の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市大宮区 某整骨院 外壁塗装 足場架設 高圧洗浄」こちらです。
【塗装の前の下地調整は美しい仕上がりのために重要!】
前回、高圧洗浄の様子をご紹介しましたが、今回のレポートでもまだ塗料は出てきません。
塗料を塗るまでの工程がいかに重要か、また当店がそれらの工程をいかに重要に考えているか、少しでも伝わったら嬉しいです!
今回はまず「コーキング」と「ケレン」についてお伝えしていきます。
こちらがコーキングです。
コーキングは、外壁材と外壁材、外壁材と窓サッシなど、異なる部材の隙間を埋める、ゴムのような柔軟性のある素材のことを言います。
部材同士の隙間から水分が浸入するのを防ぐ役割があり、コーキングを健全に保つことで、建物を永く丈夫に保つことができます。
コーキングは経年劣化によりヒビが入ったり、破断したりしてしまいます。
おおよそ寿命は5〜8年程度といったところなので、時期が来たら、劣化したコーキングを取り除いて新たにコーキング材を充填する「打ち直し」または上から新しいコーキング材を被せる「増し打ち」を行い、耐久性を高めていく必要があります。
当店オススメ!30年耐久のコーキング材「オートンイクシード」
当店では、工事後の耐久性のことを考えた「打ち直し」をオススメしています。
鉄階段などの鉄部には「ケレン」を行います。
ケレンは、英語のクリーンから来た名前だと言われていて、鉄部の表面の汚れやサビをサンドペーパー等で落とす作業のことを言います。
屋外に設置されている鉄階段は、風雨に晒され、泥や汚れが持ち込まれ、錆びつきやすいので、電動工具を使って入念にサビを落としていきます。
サビが十分に落ちていないと、上からサビ止め塗料を塗ったとしても、サビが浮き出てきてしまうのです。
さらに、表面をザラザラに調整することで、塗料が密着しやすく、剥がれにくくなります。
塗装は、塗装終了直後の美しさのためでなく、塗装後5年、10年と建物を水分や紫外線から守り続けるために行います。
塗料に気を取られがちですが、塗料の力を最大限に発揮させるために、下地処理・下地調整が大事なのです。
【養生は塗装外の部分を守るだけじゃない!】
養生の様子です。
塗装の工程で重要でないものは何一つありませんが、養生もまたとても重要です。
養生の重要ポイントは、また次回のレポートでお伝えします!
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