2023.01.20 さいたま市大宮区外壁塗装養生
埼玉県さいたま市大宮区にあります整骨院様の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市大宮区 某整骨院 外壁塗装 下地調整は超重要 養生」こちらです。
【養生が塗装の仕上がりに重要な理由】
前回のレポートで、養生が塗装にとって重要だというお話をしました。
養生は、塗装をしない(別の塗料で塗装をする箇所を含む)箇所に塗料が付着してしまうのを防ぐために行う作業です。
塗料は粘度が高いとはいえ液体ですので、作業や風の影響を受けて飛散します。
玄関ドアや窓、雨どい、エアコンの室外機や給湯器、庭木やお車などをビニールシート等で覆い、塗料の飛散から守るのが養生の役割です。
養生の役割はそれだけではなく、養生を丁寧に行うことは外壁塗装の完成度に大きく関わってきます。
外壁と養生部分の境目に貼る養生テープを真っ直ぐに貼ることで、塗装の境目がキレイに出ます。
適当にテープを貼ると、境界部分がデコボコになってしまい、見栄えが悪いだけでなく、塗装が不十分な箇所ができてしまうことで劣化スピードを早めることにも繋がります。
当店ではもちろん、養生のテープ一枚一枚もキッチリ貼り、手抜き作業は一切いたしません!
【いよいよ外壁下塗り!】
養生が済んだら、いよいよ塗装を行なっていきます。
外壁塗装はほとんどの場合、「下塗り」「中塗り」「上塗り(仕上げ塗り)」の3回に分けて塗料を塗ります。
お客様と相談して決めた、最終的な外壁の色となる塗料は、中塗りと仕上げ塗りの2回塗装します。
では下塗りは何のためにあるのかというと、シーラー、プライマー等と呼ばれる塗料を塗って、外壁と本番用の塗料がしっかり密着させるのが役割です。
下塗りで下地をしっかりと整えてやることで、本番用の塗料が防水性、防汚性といった効果を十分に発揮することが出来るようになります。
さらに下塗りには、元々の外壁の色をリセットし、仕上げ塗り用の塗料の発色を良くする役割もあります。
外壁の色を元々の色と大きく変える場合、特に元々の色の方が濃い色である場合は、上塗り後も下地の色が透けてしまうことがあります。
そうなることを避けるために、下塗り材は白やグレーといった色が多く、元々の外壁の色を塗りつぶしてやることで、上塗りの発色が良く、透けも起きにくくなります。
大きく色を変えたいときは、カラーシミュレーションを試してみましょう!
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