2023.03.06 さいたま市見沼区付帯塗装屋根塗装
埼玉県さいたま市見沼区のA様邸の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市見沼区 A様邸 屋根塗装 下屋根 鉄部塗装 さび止め」こちらです。
【下屋根の仕上げ塗り】
前回お伝えした下屋根の仕上げ塗りが完了しました。
大屋根(母屋の天辺の屋根)の塗装が終わってから下屋根に取り掛かったわけですが、塗装の順番は「上から下」が原則です。
その理由は、当然といえば当然なのですが「塗料が上から下に垂れていくから」です。
もし屋根や外壁の2階部分を塗装したときに塗料が、付帯部や1階部分に垂れ流れてしまっても、上から下に塗っていけば後からリカバーができます。
効率の良い塗装の順序を考えると、塗装は「上から下」になっていくのです。
ちなみに、下屋根と「庇(ひさし)」の違いはなんだろう?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
どちらも1階部分に取り付けられ、風雨や太陽光から建物を守る役割を持っています。
下屋根や大屋根と同じく屋根材を葺き、その下に広くスペースを作れるのに対し、庇は窓や扉などの上に少し突き出している程度のものになります。
下屋根には勾配がありますが、庇は地面とほぼ水平であることが多いです。
専門的な住宅の部位の名前は難しいですが、当社ではお客様にわかりやすい言葉で、丁寧にご説明していきます!
【縦樋の塗装、鉄部の仕上げ塗装】
付帯部、鉄部の塗装です。
1枚目の写真ですが、艶のあるブラックで塗装した縦樋と帯が、モノトーンの外壁をグッと引き締めていてカッコいい仕上がりになっていますね。
付帯部の中でも、特に帯や縦樋の塗装は、美観の保全が重要な役割となります。
塗装業者によっては、「塗装一式」として、具体的な作業項目がわからない見積書を出してくるところもあります。
そういった場合、見積もりの中に付帯部塗装が含まれているか直接質問したり、別途工程表があればよく確認したりすることが重要です。
前のレポートでもお伝えしましたが、面積が狭いからと付帯部の塗装を怠ったり、グレードの落ちる塗料を使ったりすると、かえって目立ってしまいます。
付帯部は屋根や外壁より重要度が下がるとは考えず、細部だからこそ手を抜かないことで、綺麗な仕上がりにつながっていきます。
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