2023.05.08 さいたま市防水工事養生
埼玉県さいたま市のN様邸にて、屋根・外壁塗装工事が始まりました!
今回は実際に塗料を塗る前に必要な下準備についてご紹介していきます。
塗装は、お家の見た目をキレイにするだけではありません。
塗装の本来の役割は、防水性能を高めることで、お家の寿命を長持ちさせることにあります。
下準備の過程も、そのために非常に重要となりますので、ぜひ最後までご覧ください!
【コーキングの打ち直し】
皆様のお住まいの外壁には、このような壁と壁の「溝」のようなものはありますか?
サイディングと呼ばれる外壁材を貼り付けて作られる、最近のお住まいでは必ず存在するはずです。
外壁材と外壁材の隙間は「コーキング」と呼ばれるゴムのような素材を注入することで埋められています。
このコーキングは、水分や害虫がお住まいの内部に入り込むのを防いだり、地震の揺れに追従して動きを和らげたりといった重要な役目があります。
コーキングは、10年程度で劣化し、硬くなってしまいます。
硬くなると、揺れに合わせて柔軟に動くことができなくなり、割れたり破断したりしやすくなります。
そのため、定期的に撤去し、新しいコーキング材を詰め直してやる必要があります。
(写真はコーキング材を撤去した後のものです)
古いコーキングを撤去せず、新しいコーキング材を上から充填していく方法もあります。
こちらはコストを低く済ませることができるものの、耐久性に劣るため、当店ではおすすめしていません。
このコーキングの詰め直し工事を外壁の塗装前に行なっておくことで、塗料でコーキングを保護することができます。
色が外壁の他の箇所と同じになるのも統一感が出ていいですね。
当店おすすめのコーキング材について、こちらのページでご紹介しています!
【養生】
こちらは窓の養生の様子です。
養生は、塗装を行わない窓などの部分をビニールシートで覆って、塗料が付着するのを防ぐための作業です。
窓のほか、玄関ドアや土間、玄関照明、表札、ポストなど、お家によって異なる様々な箇所が養生の対象となります。
N様邸では、他に出窓、
雨どいなども養生しました。
窓と外壁(塗装部分)との境界に、テープで真っ直ぐの線を引いておくと、塗装後にまっすぐ綺麗な線が出来上がります。
そのため、養生は塗装の仕上がりにとって非常に大切な役割を果たすのです。
養生する箇所は多く、細かい部分も多いですが、ここで手を抜くと仕上がりの線がガタガタになってしまうため、慎重に進めていきます。
細部まで当たり前に丁寧に。当店の強みはこちらもご覧ください。
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