2023.07.14 さいたま市鉄部塗装
埼玉県さいたま市K様邸の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市 K様邸 外壁塗装 屋根塗装 破風 雨どい 付帯部」こちらです。
今回は鉄部の塗装についてお伝えします。
鉄部とは、文字通り鉄を主成分として作られている部材のことです。
K様邸ではシャッターボックス、庇、雨戸について対応しました。
注意が必要なのは、金属で出来ていればすべて鉄部という訳ではないということです。
金属の中でも窓サッシなどには、よくアルミやステンレスが使用されています。
これらの金属は、塗装をしても塗膜が剥離しやすいため、塗装によるメンテナンスは行わないことが多いです。
その代わり、塗装を施さなくても比較的サビや汚れに強い性質を持っています。
鉄はこれらの金属に比べてサビに弱いため、塗装によって保護を行う必要があるのです。
鉄部の塗装は、屋根や外壁の塗装と少し手順が異なります。
まずはサンドペーパー(紙ヤスリ)や専用の工具を使い、表面のサビや汚れ、古い塗膜を落としていきます。
鉄製の外階段の塗装が剥がれて、めくれあがっているところを見たことがある方も多いかと思います。
古い塗膜は、塗装面に付着する力が失われてしまっているため、丁寧に剥がしておかないと、上から新しい塗料を塗っても浮いてきてしまうのです。
剥き出しの下地ができたら、さび止め塗料を塗っていきます。
さび止め塗料は、新たなサビの発生を抑制してくれるため、鉄部の再塗装には不可欠です。
さび止めの上から仕上げの塗料を塗り、鉄部の塗装の完成です。
鉄部はサビによる劣化を防ぐことができない箇所です。
だからこそ、丁寧に手順を踏むことで、少しでも次の塗装まで長持ちさせることが重要になってきます。
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