2023.10.30 さいたま市屋根塗装防水工事
さいたま市N様邸の塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市N様邸 外壁塗装 屋根塗装 塗装の前に 洗浄 養生」こちらです。
今回は屋根にシーラーを塗装したところからお伝えします。
シーラーは、お客様と決めた塗料を塗る前に、下地を整えるために塗装する下塗り材の一種です。
前回お伝えした高圧洗浄で、汚れとともに古い塗膜をすっかり洗い落としてしまったため、屋根材は耐久性、防水性がすっかりなくなった状態です。
N様邸にも使われている、一般的な屋根材であるスレートは、もともと防水性のないセメントや繊維質で作られています。
これに塗装で耐久性・防水性を付与してあげているんですね。
劣化したスレート屋根は、水分をどんどん吸い込みます。塗料に含まれている水分も例外なく吸い込んでしまいます。
吸い込みが起きると、塗膜がうまく形成されず、期待される性能が発揮できません。
これを防ぐために、塗料を吸い込まなくなるまでシーラーを塗り、屋根材に塗膜によるコーディングがしっかりと形成されるようにしていく必要があるのです。
こちらはコーキングの様子です。
コーキング材にはいろいろ種類があるのですが、今回使ったシリコン系のコーキング材は、性能に優れる反面、上から塗装ができないというデメリットがあります。
これを解消するために、コーキングを施工した上にペインターという下塗り材を塗っていきます。
ペインターを塗ることで、シリコンコーキングの上にも塗装を乗せることができます。
使用する材料の性質を熟知しているからこそ、丁寧な施工を行い、塗装を長持ちさせることができるのです。
当店のおすすめ・オートンイクシードは、上からの塗装もOKなポリウレタン系コーキング!
-K*-