2022.01.12 さいたま市北区
埼玉県さいたま市北区のアパートにて、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「埼玉県さいたま市北区 アパート 外壁塗装 足場の設置と養生 工事の流れ」は、こちらのページです。
今回は、外壁の中塗りと軒天塗装の様子についてお伝えします。
【下塗りの次の中塗りとは?】
下塗りが乾燥するのを待ってから中塗りに入ります。
中塗り、上塗りは仕上げ塗料で、基本的に同じ塗料を使って重ね塗りをします。
(製品によっては中塗り専用塗料と上塗り専用塗料が分かれている場合があります。)
なぜ仕上げ塗料を2回に分けて塗装する必要があるかというと、1回の塗装では綺麗に仕上がらないからです。
塗料を多く取ってベタッと塗装すると色ムラができ、均一な塗膜には仕上がりません。
また、1度の塗装だと塗料の持つ機能(防水性や低汚染性など)を十分に発揮する事ができないのです。
塗料には、その塗料メーカーが定めた仕様があります。
塗装回数、基準塗布量、乾燥時間、希釈率などを仕様通りに塗装する事で塗料が持つ機能を発揮できます。
下の写真がこちらのアパートでの中塗りの様子です。
中塗りだけでも綺麗に見えるかもしれませんが、プロの目で見るとまだまだです。
上塗りで更に綺麗になります。
【軒天塗装の様子 ~軒天ってどこ?~】
こちらのアパートでは軒天の塗装も行いました。
軒天は、地上に立って上を見上げた時に見える天井をいいます。
屋根の裏側だったり、玄関ドアの上だったり、ベランダの天井だったり・・・。
軒天の他、軒天井、軒裏天、上げ裏などとも呼ばれています。
軒天は日光が当たりにくいので湿気がこもりやすく、カビやすい場所です。
傷みやすく、汚れ、カビ、塗膜の剥がれなどの症状が発生したら塗り替え時です。
劣化を放置すると塗膜だけでなく軒天自体が傷んでしまい、剥がれて害獣や害虫が入り込んでしまう事も。
その為、軒天も屋根や外壁と同じように定期的に塗装工事をしましょう。
ケレン作業で脆弱な塗膜や汚れを除去し、防カビ・防藻効果のある塗料で塗装をしました。
外壁も軒天も綺麗になりましたね。
なお、軒天にシミができている場合は要注意です。
雨漏りが起きている可能性があります。
雨水というのは下へ下へと落ちてくるので、軒天にシミができる事があるのです。
なんとなくシミっぽいのがある、と思ったら放置せず、早めに調査をご依頼ください。