2022.09.09 さいたま市西区付帯塗装屋根塗装
埼玉県さいたま市西区のO様邸の外壁・屋根塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポートは→「埼玉県さいたま市西区 O様邸 外壁塗装・屋根塗装 安全な工事のための下準備」こちらです。
【養生は汚れ防止だけじゃない!大事な役割とは】
今回は養生の様子からご紹介します。
塗料は液体ですので、スプレーを用いた吹きつけ塗装ではなくローラー塗装であっても、ある程度飛散します。
そこで、飛散しては困る場所をあらかじめビニールなどで覆うことを養生といいます。
前回のレポートでお伝えしたメッシュシートも、「お隣の樹木や車に塗料がかかってしまった!」といったトラブルを未然に防ぐことができますので、広い意味での養生となりますね。
窓や基礎巾木、ベランダの手すり、
ベランダの床などにブルーシートやビニールが張り付けられています。
その他にも、玄関ドアや郵便受け、室外機、場合によってはお車やお庭の植栽にも養生を行います。
養生は、汚れてほしくない場所をただ闇雲に覆えばいいというものではありません。
こちらは軒の塗装の様子です。
外壁の部分にビニールが貼られているのがお分かりになるかと思います。
ビニールを、軒と外壁の境界をピッタリと丁寧に養生することにより、境目が真っ直ぐキレイに出ます。
このように、塗装の出来栄えに影響してくるため、養生は非常に大切な作業なのです。
【屋根の下塗り】
屋根の下塗りも行いました。
O様邸では、元々の屋根の色も、今回の塗装もブラック系の塗料を使用するため、下塗りも黒い塗料で行っています。
屋根・外壁を問わず、下塗りは仕上げ塗りの発色をよくするため、ホワイト系やグレー系を使うことが多いです。
塗装前後で全く異なる色に仕上げたい場合、一度ホワイト系で色味をリセットすることで、透けやムラのないキレイな仕上がりになります。
塗装でイメージチェンジをしてみたい方はカラーシミュレーションもお試しください。
下塗りに仕上げ塗りと異なる色を使うメリットは他にもあります。
下塗りは、塗装面と塗料をくっつける接着剤のような役割があり、塗装面の状態を整えるのに重要です。
そのため、下塗り不要の特別な塗料を使用しない限りは、下塗りを行うのが普通です。
しかし、上塗り材を塗ってしまうと見えなくなってしまうため、本当に下塗りがされたのか不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
そんなとき、下塗り材の色が上塗り材と異なれば、はっきりと下塗りをしてもらえたことがわかります。
工事過程が契約通りになされているか心配な方は、目視のほか、工程表を確認して工事の様子をチェックしてみてくださいね。
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